前回の記事→東北からフィジー、そしてスウェーデンへ!
フランス人になりたい。小金澤です。
本日はゆとり世代の我々にできることについて書きたいと思います。
そもそもゆとり教育とはWikipediaによると、”日本において、知識重視型の教育方針を詰め込み教育であるとして学習時間と内容を減らし、経験重視型の教育方針をもって、ゆとりある学校をめざした教育のこと”とあります。
狭義のゆとり世代は1987年から1994年うまれの世代を指します。
今の大学生、大学院生はガッツリゆとり世代!ですね。私もご多分に漏れず、ゆとり世代まっただ中の人間です。
先日発表されたOECD学習到達度調査で日本の順位が再浮上し、改めて脱ゆとりの成功、そしてゆとり教育が失敗であったかのように語られてしまっています。
そもそもゆとり教育は経験重視型、つまり勉強よりも大切な経験をつむためにつくられた制度のはずです。
どうせ”ゆとり”と馬鹿にされるなら、当初の目的であった”真のゆとり”になりましょうよ!
勉強が他の世代と比べて出来なかったとしても、その分の時間で色んな経験をつんだよ、って胸を張って言えたらいいと思いませんか?
万国のゆとり世代、経験せよ!!!!!
こんなことやればいいんじゃね?アイディア集
そこで、私がやりたかったけど色々な制約により実行出来なかった休学アイディアをご紹介します。
ここでは自分の人生を豊かにするためでもなんでもなく、就職活動を通して感じた、社会に必要とされるためにはどんな休活をすればいいのかを重視して書いて行こうと思います。
予算は、自分が計算した限りの概算です。
1) やっぱり中国語
留学前のオリエンテーションで見せられたグラフ。
企業はどこに留学した学生を欲しているのか、という調査結果でしたが,1位はアメリカ、2位は中国でした。
知り合いの中国人留学生たちも内定をかっさらっていきます。
中国語ができたら就職には有利そう、ということは書いておきます。
>予算 50万円(半年)
>場所 中国
2) オーストラリア、ニュージーランド、カナダ以外でワーキングホリデー
ワーキングホリデーは中学生の頃からしてみたかったです。ちなみに上記3カ国のワーキングホリデー経験者でまともに英語を話せる人を知りませんので除外しました。
シンガポールにはワークホリデーという制度があり、一定以上の大学(世界ランキング200位以内)に所属している/いたことが条件でビザが支給されるようです。
>予算 50万円(1年) ※働いた場合
>場所 韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、中華民国(台湾)、香港、ノルウェー、シンガポール
3) バックパッカー
なぜか分かりませんが,バックパッカーは異様に面接受けがいいです。面接官はみんな元ヒッピーなのでしょうか。
…冗談はさておき。個人的にもバックパッカーは評価に値すると思います。バックパッカーにトラブルはつきもの。滞在先のドミトリーでの交流、移動手段や露天での交渉、旅行計画などをひとりでこなした点からそれなりの度胸と能力と経験があることがわかります。
>予算 ヨーロッパなら半年100万円前後
>場所 どこでも好きな場所
ここまで、ちょっとオーソドックスなものを挙げてみました。
これらを捻ってぜひ自分なりの休活をアレンジしてください★
>ちなみに私が実際にやった休学は↓
4) フィジーで大学留学
フィジーは南太平洋(オセアニアらへん)にある島国です。
私の場合はフィジー政府に支援をしていただいて留学をしましたが、日本人で、自発的にフィジーに留学していたひともいました!
その方が留学していたのは南太平洋諸国の中で一番の大学USP(https://www.usp.ac.fj/)です。どうやら学費はとっても安いようです。あとは宿さえ決まれば安く留学出来そうです。
私自身としてはUSP周辺の安宿には頼まれても泊まりたくありませんから、きちんとセキュリティーのある家や信頼出来るホームステイ先が確保出来ることが条件になりそうです。
実際の体験談については後日、詳しくお伝え出来れば、と思います。
>予算 50万円(半年)
>場所 フィジー
休学時期は?
やりたいと思ったときがやり時!ですが個人的には、就職を目指す方には2年後期〜3年前期での休活をおすすめします。半年であれば3年前期。
私が休学をしたのがまさに3年前期で、帰国後インターンに行ったり、就職活動をしたりがスムーズに行えました。
帰国後、やっぱり辛かった。
最後に自分の休学、留学後についてです。
人と違うことをするのはやっぱり辛かったです。
自分より一個下のコたちと授業を受けて、実験をしてっていうのはそれまでストレートで来ていた私には少し屈辱的でした。
同じ学科の友達にも休学のことは特に言ってなかったし、みんな察して何も聞かないでくれました。やっぱり、世間一般的にそうあるべき道を歩んでいる同級生ちゃんたちに休学自慢、留学自慢をするのは気が引けました。
就職活動も、同じ学科のみんなが院に行く中、孤独でした。就職活動の愚痴や不安を共有することはできませんでした。
それでも、それを乗り越えたことは自信になったし、どんな不安や大変さも自分自身が精進することでしか解決しないということを知りました。
今後書く記事
○留学と就職活動(9月卒業)について
○フィジー留学のススメ!

小金澤 明由

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