【書いてる人】
江浪啓典(keisuke enami)
フィリピン・セブ島で奮闘中の22 歳。
うどん県出身、神戸大学4 年生。現在就職留年中。
前回の記事:【休学×就職留年】君は昔の自分を超えているか?
僕が休学に踏み切った理由と伝えたい想いについてです↑
【テーマ】
休学を長い目で捉えてみよう。
【こんな人に読んで欲しい】
◇休学に対するイメージが湧かない人
◇後一歩が踏み出せないでいる人
◇休学経験者
【最初に】
「すべての人生が、すばらしい」
去年、人生をマラソンに例えて話題になったリクルートポイントのCM。
人生がマラソンに例えられるなら大学生活だってマラソンに例えられるんじゃないかとふと思いました。
【もう1周走るという決断】
一般的な大学生活を過ごしていたら4周走り切ると「就職」という教育課程のゴールに辿り着く。だけど途中で違うコースを走ってみたくなったり、目の前にあるゴールが自分のイメージと違っていたら、必ずしもそのゴールテープを切る必要ってないんじゃないだろうか。その先にワクワクする何かがあれば突っ走ればいい。でももし目の前のゴールに違和感を感じた時、今まで一緒に走ってきた集団 から外れて「もう一周走る」という決断をすること。この決断の一つの形こそがまさに「休学」なんじゃないかと思う。
【もう一周走るとしんどいしタイムは遅くなる】
これが所謂「リスク」と呼ばれるものだ。
休学したら何かしら今までにない経験をしないといけないというプレッシャー、来年この努力が報われるか全く分からない不安、こいつらと戦うのは少なからずしんどいのに入社が遅いとか逃げだとか普通じゃないとかいう理由で社会の大きな壁に阻まれるらしい。考えてみればタイムが遅くなるから当たり前の話だ。
若さでハンデを背負う分、内容で勝負するしかない。
【タイムじゃねえんだよ】
だけど最後の1周、孤独や不安と戦いながら考えたこと、得た経験は細かいタイムなんかでは測れない大きな価値があると思ってる。
僕らが生きてるのは就職活動っていう短距離走の世界じゃなくて、大学生活・人生っていう長距離走の世界。
コンマ1秒を競う世界じゃない。すぐには報われなくてもいつか報われるはずだ。
【孤独の産物】
それに今まで集団で仲間と一緒に走っていたのに急に周りに人がいなくなるから今まで見えなかった景色や全く知らなかった人と出会える。これが僕の考える休学の最大のメリットであり、自分の世界を大きく大きく広げてくれた。休学自体は全くすごいことではないけど、その先にある可能性はすごいと思ってる。
【ゴールがスタートだ】
「如何に早くゴールするか」
も重要だけど、
「如何に価値のあるゴールテープを切ることができるか」
これもまた同じように重要なんじゃないか。なぜなら、
大学生活のゴールはただのスタートラインでしかないからだ。
どうせ走るなら次はもっと面白いコースを走りたい。
だからスタートラインにはこだわる。そこにこだわった結果、もう1週走ることにした。
これが僕の休学に対するぼんやりとしたイメージです。
【マラソンに必要なものって?】
体力、精神力、ペース配分。もちろんこれらは必要です。
ですがどんなに能力や技術に優れていても長いレース中にはアクシデントや困難に見舞われることだってあります。そんな時に必要なのは一番近くで手を差し伸べてくれる人、
すなわち
「応援者」
ではないでしょうか。
【人生の一番の応援者は?】
僕の場合は間違いなく
「親」
です。 おそらく多くの人がこう答えるのではないかと思います。
ただ親は子の幸せを考えすぎるあまり、子の決断をなかなか許せないことがあります。
みなさんの中にも何かの決断に際して僕と同じように反対を受けた人、反対を受けるのが怖い人はたくさんいると思います。
そこで、次回の記事では「親」をテーマに、想いを込めた一本を書きたいと思います。
次回の記事:【休学×親】いなくなってからじゃ遅いから素直になろう

江浪啓典

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