休学経験者が当時の経験や考えを語る共同ブログ
休学仲間を味方につけよ。
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私が休学する決断をしたのも、インドの孤児院に行く事になったのも(旅のことなど前回の記事にも書いてます)、ソーシャルビジネスという仕事をするのも、きっかけをくれたのは全て休学経験者の先輩や同期でした。

休学している仲間を味方につけよ。

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私が休学をするかどうか迷っている時、まわりに休学する仲間はいませんでした。
うちの大学(中央大学)は、休学費が50万円もかかり、自ら休学する人なんていないよ、と教務課の人も戸惑ってしまうくらいでした。
ひとりでどうしようと悩む日々でした。

そんな時に、日本ギャップイヤー推進協会や、ナイスが主催しているイベントに参加してみました。休学したい人や、休学した人が集まるこのコミュニティは私に新しい気づきをたくさんくれました。
思い切って、このイベントに参加したくさんの休学経験者や休学を考えている人たちに出会ったことが私の休学への一歩を踏み出す大きなきっかけになったと思います。

休学して、散々自分のやりたいことをやった先輩たちの話は魅力的でした。
自分のやりたいことをする為に決断し、行動を起こした先輩たちの力強さを感じたような気がしました。

私はそういった先輩たちに、勇気づけられ、背中を押してもらいました。自分のやりたい事とそれに伴うリスクの葛藤にいた私に、リスクばかり考えていたら何も変わらないことを気づかせてくれました。

さらに、先輩が休学して国内外で活動している他の人を紹介してくれたり、どんどん色んな人と繋がっていくことができました。
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旅に関するアドバイスや、海外のNGO,NPOを紹介してくれたり、本当にたくさんの人に協力してもらいました。休学して旅している他の人と海外で何度も再会したり、孤独で辛いときにも支えられました。
そして今も彼らに刺激をもらったり、支えてもらったり本当にかけがえのない仲間になっています。


敵もいました。


敵というと悪いように聞こえますが、もちろん休学に賛成ではない人とぶつかることも有りました。
まず、私が休学することを話したのは両親でした。学費も支払ってもらっていたのでそこは許可をもらうのが筋だと思っていました。休学を心配するご両親は多いのではないかと思います。私の両親も例のごとく真っ向から反対。
「休学って何?なぜ?」
「なんで時間とお金を払ってボランティアなんかに行くの?」

ちゃんと4年で卒業しなさいと何度も諭されました。

また、私と違って休学せずちゃんと就活しているある友人には、
「逃げじゃないの?」
と言われたこともあります。
逃げ…逃げっちゃ逃げなのかもしれないけど、就活に関しては、自分は今のタイミングだったら実らないと判断したということです。
そして共に卒業するはずだった同期ともお別れを言わざるを得ませんでした。さらに、所属している学生団体の活動にも参加出来ず…。
実際、色んな取捨選択が迫られました。

それでも、私はどんなに誰に反対されても休学して旅に出ると心に決めていました。
自分のやる気になっている気持ちと今しかないこのきっかけを無駄にしたくないと思ったからです。
私は両親や友人の賛成できない理由をちゃんと聞き、誰かに心配をかけるかもしれない事、気をつけなくてはいけない事、同期と卒業式を迎えられない事など、わかった上で自分の思いを伝え続けました。

大学は4年で卒業するべきだと思う人はもちろんちゃんと卒業する事が素晴らしいと思います。
他方で悩んだり迷ったり、休学という決断をして自分の道を切り拓こうとする人もいるのです。
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3年間休学の末に

余談ですが、私の休学仲間として大きかった存在として、3年間休学している彼がいました。浪人もしていたので、現役のストレートで大学卒業する人たちより4つも年上でした。(つまり27歳になる年で新入社員ということ。)
正直そこまで来るとリスクにも成り得るのかなと思うのですが、彼は大学に行く意味を悩みつづけ、辞めることも何度も考えていました。
その休学している3年間、自分の人生について悩みつづけ、それでも行動してたくさんの人と出会い、考え、ようやく自分のやりたいことを見つけ、今は広告業界で働いています。

お互いに休学経験者だからこそわかり合える部分もたくさんありました。
就活でESの休学についての書き方や、旅の話し、インターンの話しなど様々な情報を共有しました。

つまり、言いたい事は、休学している仲間を味方につけるとさらに世界が広がるし、フリーターでも学生でもないような休学期間の不安などに共感・相談相手にもなってくれるかもしれません。休学の可能性が確実に広がると思います。

総じて自らの意志で休学を踏み出す人はやはり、面白い人が多いです。
そんな人たちの繋がりの中で、面白いことがどんどん生まれているような気がします。
まわりの後輩たちが休学したいと、相談してくれることがあります。そういう人が増えているみたいで、楽しみ楽しみ!

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加藤 彩菜

加藤 彩菜

中央大学哲学科。よくわからなくなって、休学して、東南アジアへ旅に出た。世界中の子どもたちと笑ったり泣いたり、この世界はまだまだ知らないことばっかりだー。よく考え事をする割に、てきとーで自由すぎる性格。PAY IT FORWARD.  加藤 彩菜の詳細プロフィールページ
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