先週は、休学を決めた理由とこれから述べていく内容についての記事を更新しました。
【休学×理由】僕が就活前に休学することに決めた1つの理由
今回は、
- 大学に入るまでの高校生活
- 休学するまでの大学生活
- 休学の手続き
について書いていこうと思います。
およそ6年間のことをまとめていくので少し長くなってしまいますが、できるだけ簡潔に伝えたいことを絞って書いていきます。
なので、この記事を読んでほしい人の特徴として
- ・休学したいけど一歩踏み出せない
- ・このままでの大学生活ではいけないと何か漠然と思っている
- ・インターンやフリーランス、人の休学生活に興味がある
という人たちです。
また、そういった人たちが読むことで、何か感じることがあったり価値観が広がるんじゃないかと思っております。
◆やりたいことより偏差値で大学を選ぶ
まずは簡単に、僕の高校生活について述べていきます。
僕が通っていた高校は地元の公立の進学校です。
ほとんど例外なく皆が大学に進学して、国公立進学率が非常に高いのが特徴的な高校でした。
入学してしばらくしてから自分の進路を先生と話したり考えたり、時にはその高校から大学に進学した大学生が講演に来たりするような、とても進学意識の高い学校だったと思います。
そんな環境で1年生の頃から生活していたので当然今のような考え方ではなく、いかに偏差値の高い大学に合格できるかというような世界でした。
中には当時から自分のやりたいことが決まっている人もいましたが、多くの人はやりたいことが決まっていなくてとりあえず大学に進学すれば間違い無いだろうというような感じです。
当時の僕もやりたいことについて真剣に考えたことがなくて、とりあえず大学に進学して大学院に行って就職するんだろうなと漠然と考えていました。
なので、1年生の終わりにあった進路選択でも就職に有利だろうと思って理系を選択しました。
高校2年生くらいになると、勉強に対しての嫌悪感みたいなのもなく、自分の知らないことを理解するのが楽しいと思って勉強する習慣がつきました。
元々頭は良くなかったので、休みの日に1日10時間くらい勉強したりした記憶もあるけど、全然苦じゃなかったのは覚えています。
勉強が得意な人に教えてもらったり、こういう解き方もあるということを教えてもらったりするのを遊びのような感覚で楽しんでいました。
そして受験シーズンの3年生になった時、センター試験の対策をするようになりました。
当時、センター試験みたいな形式的な勉強は一切やる気が出ずほとんどの時間は二次試験の勉強をしていたのを覚えています。
自分が意味がないと思ったり納得できない進め方の授業には出席せずに家で勉強したりするような、少々生意気な生徒だったと後で先生に言われてしまいました。
国語や英語は自分で勉強して理系科目の授業だけ出席するみたいな大学の履修制度みたいなことを当時からやっていましたが、そのせいでセンターは大こけしました。完全に自業自得です(笑)
なので、もともと志望していた大学の受験は諦めて、二次試験の配点が高い大学を選んで受験して合格しました。
ここでも、やりたいこととか将来やりたいこととかを考えるよりも、就職に有利になると思っていた少しでも偏差値が高い大学に入ることしか考えられていなかったです。
センター試験の勉強も効率的にやっていればよかったのかもしれないが、嫌いなことはどうしてもやりきることができなかったですね。
◆大学に入学
結果として大学に入学するんですけど、全く興味のない授業を受ける毎日に退屈を感じてしまい、これは自分がやりたいことではないと言い訳をして大学の勉強をしなくなってしまいました。
本来は大学に入ってこれを勉強して将来こういうことをするみたいな明確なビジョンを立てて大学を選ぶべきなんですけど、当時の自分にはそんなことを考える発想が全くなかったんです。
その影響もあって、休学するまでの3年間はほぼ毎日のように遊んで、勉強は試験の直前にちょろっとやるみたいな生活になってしまい。。。
それでも当時はすごく楽しい思い出ばかりで、同級生だけでなく先輩や後輩、大学内だけでなく色んな学校の人と遊んだりしてとても楽しい日々でした。
そもそも僕は、大学も中学や高校のように教える側の先生が熱心で指導上手の人ばかりだと思い込んでいて、それを求めていたんだと思います。
でも、大学というのは主体的に学ぼうという意思がある人が行くべき場所なんだと感じました。
自分から何かを学ぼうと大学に通い、それを学んで将来のために役立てたいという意思がある人でないと、高いお金を払ってまで大学に通って勉強する意味はないのだと。
結局、その志がなかったら就職してからも大学で習ったこととは全く関係ないことをやることになったりして、自分は何をしに大学に通っていたのかと感じるようになってしまうんでしょう。
そんなことを考え始めて、今の怠惰なまま学校に通う意味はないと感じて休学しようと決意しました。
それからはたくさん本を読んだり、インターネットを使って色んな情報を得たりたくさんの人に会ったりするようになりました。
大学に入って初めて自分から主体的に何かを学ぼうと行動すると色々なことがわかると同時に、誰かにやらされているという感覚が次第になくなっていきました。
◆休学の手続き
さて、いざ休学することを決めたら手続きをしなくてはなりません。
休学届けをもらうまで知らなかったんですが、休学届けには学科の担当の先生と家族のサインが必要でした。
幸い僕の担当の先生はとても理解がある方で、休学することに関して前向きに考えてくださったので許可をもらえました。
しかし、問題は家族への報告です。
今まで高校も大学もストレートで入って、立ち止まることなく一本道のようなものを寄り道することなく進んできた僕が、急に休学したいと親に説明したら絶対に反対されると思いました。
結果として少しは反対されましたが、最終的には理解してくれて許可してくれました。
休学したいけど一歩踏み出せない人の多くは、家族に反対されて関係が悪化するのが怖いというのもあると思います。
その辺は家族ごとに違いがあると思いますが、僕の場合は許してもらえたので今でも家族にはとても感謝しています。
もしあの時に絶対に認めないなんて言われていたら、多分休学していなかったはずなので。
多分僕が何をしようとしているのかも分からなかったと思うし、理解もできなかったと思います。
だから、休学して何をしているのかや、これからどうしていきたいのかなどは極力話すようにしているし、分かりやすい説明をするように心がけています。
そんな感じで、僕の休学プランは駒を進めました。
休学する前や休学してしばらくは不安に思うことが多かったり、自分自身と向き合う機会が増えたりして色々と考える時間が増えたり。
そんな中で家族や周りの人のありがたみを感じることも多かったです。
改めて色々と支えられていることを実感したり、休学のことを認めてくれたことにものすごく感謝するようになりました。
もしも休学できてなかったら、僕にとってはこれからも色んなことに挑戦せず諦めることの多い人生を歩むことになっていたかもしれませんからね。
◆まとめ
少し長くなりましたが、これが僕の休学するまでの経緯です。
人生の中でどのくらい決意して実行することがあるか分かりませんが、僕は学生のうちは色んなことに挑戦した方が良いと思っています。
いつか挑戦するなんて言っている人は、いつまでたっても挑戦しないと思っているからです。
これからどんどん歳を取っていくと、時代が変わっていったり守るものができたりして、一歩踏み出すことが難しくなっていくんじゃないかと。
若いうち、特に学生のうちにやりたいことがあるのなら、後回しにせずになんでもやってみることが大切な気がします。
たとえやりたいことがなくても、今の生活に違和感を感じているようならば色んな情報に触れて考えていけば、自分が何をするべきなのかが見えてくるようになるはず。
そうやって色んなことに挑戦して、自分を支えてくれている人への感謝を忘れないことが大切ですから。
休学して色んな人と話して思ったのが、誰かに指示してもらったり、やることを与えられた方が楽だと感じる人が多いんだなということです。
休学するということはやれと言われてすることではないので、自分の意思が大切になってきます。
僕は自分の人生を他の人に言われて左右されるのが嫌なタイプなので、休学することにもあまり抵抗はなかったのでしょう。
なので、休学したいけど踏み切れないという人は、そういった自分の性格や考え方なんかも見つめ返してみると、色んなことが見えてくるようになると思いますよ。
こんな感じで長くなりましたが今回はここで終わろうと思います。
次回は、実際に僕が休学してやっていたことの中で最もインパクトの大きかった、田舎フリーランス養成講座での体験談についてお伝えしていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回の記事:田舎フリーランス養成講座で学んだ新しい働き方と大切なこと
香取 侑太
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