休学経験者が当時の経験や考えを語る共同ブログ
【休学×勇気】~いつも通りにひと工夫を~
このエントリーをはてなブックマークに追加

あいさつ

 
 
 
皆さんこんにちは。林です。今回で6回目の記事になります。
 
 
 
今回は2人目の方を紹介します。

 
 
 
 
 
 
 

小さな手助けから

 
 
 
僕の在籍している大学の最寄駅の1つに、「九段下」という駅があります。近くには日本武道館や靖国神社などがあります。僕は昨年入学してから約3ヶ月間、この駅を使っていました。

 
 
 
その九段下駅付近に、赤い服と帽子を身につけて毎日のように立っているおじいさんがいます。

 
 
 
僕は、毎日そのおじいさんが立っている横を歩いていたのですが、全く目もくれずにいました。

 
 
 
 
 
しかし、2ヶ月ほど前だったと思います。
 
 
 
書店で気になった雑誌を読んでみた時に、雑誌の1ページの中に「THE BIG ISSUE JAPAN」というウェブサイトがオススメとして紹介されていました。気になってアクセスしてみたところ、「THE BIG ISSUE JAPAN」という情報誌が販売されており、先ほど紹介したおじいさんはその情報誌の「販売員」の方であると分かりました。

 
 
 
ということで、先日大学に行く用事があったので、いつも立っているおじいさんに声をかけ、その情報誌を頂きました。

 
 
 
 
 
せっかくだったので、その後おじいさんと話をしてみることに。

 
 
 
 
 
「THE BIG ISSUE JAPAN」は「ホームレスの人に仕事を提供し、自立を支援する事業」であると、そのおじいさんは話していました。

 
 
 
 
 
元々はイギリスが発祥の地で、僕が購入したのはその日本版ということになります。350円で本体も30ページほどなのですが、読んでいくととても面白いんです。また、毎号異なる特集が組まれているのですが、私たちに関わる身近な問題が書かれていることが多いです。最近では、大学のゼミなどでテキストとして用いられることもあるようです。

 
 
 
一冊350円で、うち180円が販売員の方の収入になるという仕組みです。

 
 
 
 
 
東京都内に限らず、販売員の方は、日本全国にいらっしゃいます。

 
 
 
興味があったらぜひ一度、ネットで調べてみて下さい。

 
 
 
実際に販売しているところに足を運んでも良いと思います。
 
 
 
良質な雑誌を得られますし、その行動自体が販売員の方を支援することに繋がります。

 
 
 
 
 
 
 

積極的な行動で

 
 
 
さて、その販売員のおじいさんと話していると、思った以上に会話が弾んでしまったので、僕は自分の病気のことについて話してみました。

 
 
 
すると、そのおじいさんもかつて鬱のような状態になったことがあるそうです。どうやって克服したのかを聞いてみると、「行ったことのない、いろんな街へ出掛けた。」とおっしゃっていました。

 
 
 
 
 
僕も今は、家にこもらず毎日出掛けるようにしています。そして必ず出先で誰かと会話をするように心がけています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
東京にはいろんな人がいました。そのいろんな人たちと積極的に話してみる。自分の経験などを話し、少しでも自分の事を理解してもらう。

 
 
 
 
 
こういうことをしばらく続けてみた甲斐もあったのか、精神的にかなり楽になってきました。

 
 
 
 
 
九段下の駅に立っている販売員のおじいさんに話しかけたのもこういうことが理由です。

 
 
 
 
 
ホームレスを経験されてもなお、人前に立って活動をしている方の話を聞いてみたかったんです。

 
 
 
 
 
今回のように、過去に似たような経験をされていて、良いアドバイスをもらえることがあるかもしれないですし。

 
 
 
 
 
 
 
皆さんも是非、色んな人と積極的に会話をしてみて下さい。思わぬ「偶然」から、何か新しい発見があるかもしれませんよ。

 
 
 
 
 
次回の記事→【休学×好奇心】〜#7〜

The following two tabs change content below.
林 大真

林 大真

専修大学/法学部/政治学科。私が休学した理由は、「強迫性障害」という病気が悪化し日常生活に支障が出るようになったからです。ただ私自身、病気を理由に休学したことを悪いとは感じていません。思い切って「休もう」と決断できてよかったと思いますし、これを機会に私の病気のことやこれまでの経験などの情報を発信していきたいと思っています。
林 大真

最新記事 by 林 大真 (全て見る)

このエントリーをはてなブックマークに追加