あけましておめでとうございます!
みなさんお正月はどのように過ごされましたか?
私は諸事情により12月中旬からつい先日までオーストラリア•メルボルンから車で5時間のところにあるファームで『ベビーシッター』をやってました!
500haの土地に6000頭の羊、そして7、5、2歳の3人の子どもをもつ夫婦が経営している農家で、家事と子どもの世話をしていたのですが、想像していたより何倍も大変でした。何度逃げ出したいと思ったことか!でもそれ以上に本当に素晴らしい経験もたくさんできたので、振り返ってみればオーストラリア生活での一、二を争う思い出です。
後々このことについては詳しく書けたらと思います。
では先日からの流れを引き継いで、今回は、なぜ私が大学を休学してオーストラリアの小中高一貫校で日本語教師アシスタントをすることになったのかを書いていきたいと思います。
なぜオーストラリアで日本語を教えてるのか?
表向きの理由といたしましては、
•大学二年生のときに何ヶ国かを旅しているうちに、海外生活への憧れが膨らみ、やはり一度海外に住んでみたいと思った
•英語力を伸ばしたかった
•中学生のときにALTの先生(主に英語圏から派遣される英語教師アシスタント)と仲が良く、自分も大人になったら、海外で日本語を教えてみたいと思っていた
•調べてみたらオーストラリアは日本語教育がわりと盛んで、日本語教師アシスタントなるものがあるとわかった
といったかんじです、
どれも間違ってはいません。でもどれも核心をついてはいません。
本当の理由は、
ただ今の状況から逃げ出したかった
それだけです。
休学前の自分
私はその当時、自分自身にも、また自分の生活にもまったく満足していませんでした。
大学生活が本当に楽しかったのは最初の数ヶ月だけ。
所属していた団体や部活も辞めてしまい、辞める際にはたくさんの人に迷惑をかけ、傷つけてしまいました。100%自分のせいですが、それらを辞めたあとは、完全に自分を見失いました。
何か熱中できるものを見つけなくては、と思い、流行りの海外一人旅にも手を出してみました。毎日が非日常の連続で様々な人との出会いや交流があり、楽しい思い出もたくさんできましたが、旅をしている時も常にどこか虚しさを感じていました。自分が向き合うべき現実から逃げてるような気がしていました。
それに加えて、私は自分自身に対する自信も失っていました。
私はかなり高校生活を犠牲にしてあんなに一生懸命勉強して大学に入ったのに、いざ大学に入ってみれば、周りは、高校生活を謳歌し、勉強だけではなく、スポーツや音楽、絵画など、様々な分野に優れた人ばかりでした。
私は何もかも周りに劣っているかのような気がして、みんなに置いていかれているような感じがして、劣等感と孤独感でいっぱいでした。
だから、
『逃げたい』
と思いました。
私の休学は、“逃げ”、から始まったのです。

白井 咲貴

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