前回の記事→うつ病で一年間休学して見えたモノ
【初めに】
こんにちは。NXiです。
今回のブログでは、大学を休学するまでの詳しい経緯を書いてみたいなと思います。
結果的に一年間休学して、今ここでブログを書いている僕なのですが、正直に言うと、
休学するかどうか、思いっきり悩みました。
休学のための書類を出す期限ギリギリまで踏み切れませんでした。
就活とか将来どうなるのか全くわからなかったし、不安で怖かったです。
みんな何かしら辛い思いを抱えて生きているのに、自分よりしんどい思いしている人もいるのに、自分が甘えていて、現実から逃げているだけなのかな、とも考えました。
でも休学しました。
当時を振り返ってみると、そうするしかなかったのかもしれません。
たとえ将来何があろうと、就活等で不利になろうと、
当時の自分には、ゆっくりする、考える時間が必要だったのだと思います。
そんな当時の思いや状況を振り返りながら、書いていこうと思います。
また、書いてみると想像以上に長くなったので、
■大学二回生その1
■大学二回生その2
■大学三回生
の三つの記事に分けて、書こうと思います。
【大学二回生その1 学生生活】
休学を考え始めたのは、大学二回生の12月ごろなのですが、
その前に、大学二回生の学生生活のことを書いてみたいなと思います。
前回の記事で書いたように、
大学二回生になったとき、僕は全てに絶望していました。
当時の自分はとにかく人と関わるのが怖くて、みんな自分を嫌っているように感じて、自分なんていない方がいいって思って、未来が真っ暗で何も見えなくて・・・そんな状態でした。
周囲の視線が怖いとかそんなこともありましたが、特に人と関係を作ること、関係を深めることを恐れていました。
話しかけてくれる人(一回生の時に一度切れた友人を含む)を無視することもあったし、話しかけられても本心から話すことは全くなかったし、表情も常に作っていました。
常に他人と自分との間に、社会と自分との間に壁を作って生きていました。
自分の中に「これ以上は入ってこないで!踏み込まないで!」というラインがあって、そこを踏み越えられたら、自分が壊れるような、他人が離れていくような気がしていました。
だから、常に人と距離を置いていました。
後から聞いた話なのですが、人間味の無いロボットのようだったそうです。
【何故かボランティアし始める】
そんなある日、何故かボランティアしようと思いました。
本当に唐突でした。
暇だったのか、誰かの役に立ちたかったのか、自分の存在価値が欲しかったのか、いろいろ理由はあったのだと思いますが、
今思うと多分、変わるきっかけを求めていたのだと思います。
未来が見えなくても、人と関わること、人生を諦めることがどうしてもできなかった、諦めたくなかった、そんな自分がどこかにいたのだと思います。
そしてインターネットでボランティアについて調べて、不登校の子どもを支援するNPO団体が大学生ボランティアを募集していることを知り、
「どうせ自分の人生終わってるんだし、合わなかったら、嫌な人がいたらすぐやめたらいいや」
くらいの気持ちで応募しました。
その後病みながら、落ち込みながら、常に人との間に壁を作りながらも、
不登校児の子どもを支援するボランティアを続けていました。
子どもと関わったりするのは思ったより楽しかったし、先輩も同期の人もおとなしく優しい人が多かったのであまり苦痛が無く、続けることができました。
当時の一番のやりがい、楽しみでもありました。
ただ、ボランティアの中で、それなりに仲よくなった人、話す人はいましたが、いつ関係が切れてもいいように、当時は全く自分の本音を出していませんでした。
また、深いところまでボランティア活動に関わろうとしませんでした。
やりたい気持ちはあっても、迷惑かけたり、途中で投げ出してしまったりしたらどうしようと考えてしまって、できませんでした。
【学校生活】
学校生活の方では、授業には必修以外半分くらい出ていなかったと思います。
出ても寝ているか、ぼーっとしているかのどちらかが多かったです。
授業内容もあまり頭に入りませんでしたし、出席しなくても単位が取れる授業や楽に単位が取れる授業ばかり取っていたりしていて、勉強するためというより、単位を取るために大学へ通っているような感じでした。
人間関係の方も、新しい友達、知り合いが何人かできましたが、ボランティアの方と同じように、常に壁を作っていました。
また、学校のカウンセリングルームにも通っていたのですが、カウンセラーとの相性が合わなかったのか、自分のことを話すのが苦手なのか、あまり気が楽になりませんでした
ボランティアなど楽しいことや嬉しいこともありましたが、
常に生き辛くて、苦しくて、感情が薄くて、楽しいことが過ぎると心が空っぽになるような感じで、
いつも自分は駄目な人間で、たくさんの人に迷惑をかけていて、
自分なんて本当はいない方がいい人間なんだと、自分を責めて傷つけて、
・・・そんな日々を送っていました。
【休学を考え始める】
季節は巡り、12月になろうとしていました。
その時の自分は
ボランティアも勉強も何もかもが中途半端で、
他人は春よりはましになったけどやっぱり怖いし壁を作ってしまっていて、
それなのに人と関わりたい自分もいて、
就活まで一年を切ったけど将来の見通しが全く立っていなくて、
どこかふわふわしていて地に足がついていなくて、
毎日が生き辛くて、もがいていて、
自分の心は相変わらずボロボロ・・・
そんな状態でした。
そんなとき、ふと、
「こんな状態で学生生活送ってていいのかな・・・こんな状態で就職できるのかな・・・就職できたとしてもその後やっていけるのかな・・・生きていけるのかな」
と考えました。
そして
「来年度休学しようかな、一年間ゆっくりしてみたらなんか変わるかも、楽になるかもしれない
一年間休んで元気になってから学校行くのもアリなんじゃないかな」
と思い始めました。
それから、休学について調べたり考えたりし始めました。
うつ病で休学するまで 【大学二回生その2 悩みまくる、無理する】 へ続きます。
NXi

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