休学経験者が当時の経験や考えを語る共同ブログ
うつ病からの超自由な休学生活
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【うつで休学して、どんな生活送ってたの?】

お久しぶりです。NXIです。
一年ゆったりしたからか、最近は頭も冴えて、人に恐怖もあまり感じなくなって
授業にも集中できて、友達も増えて、勉強したり遊びにいったりで充実しています。

前回、三回にもわたって「うつ病なって、どういう経緯で休学したのか」について書きましたが
今回からは「休学してからどんな生活送っていたのか」を書いていこうと思います。

そして今回は、
「全体的に見て、どんな生活だったのか?」
というテーマでブログを書いてみたいと思います。 

 

【自由気ままな生活】

自由気ままな生活
僕の休学は、一言で言うとこんな感じでした。

まず一週間のスケジュールが
月、火、土、日→フリー
水、木、金→バイト
みたいな感じでした。
バイトの日はちゃんと起きて一日働いていたのですが、
それ以外の日は、寝たい時に寝て、起きたいときに起きるような、本当に自由気ままな生活でした。

バイトがない日にどんなことをしていたのか、
「元気、人が怖くないとき」、「しんどい、病んでいるとき」に分けて、箇条書きで書いてみます。

■元気、人が怖くないとき

友達と遊びにいく
本、マンガ読む
興味ある分野について勉強する
ダラダラする
アニメや映画見る
買い物に行く
自転車で放浪する
生活リズムを整えようと頑張ってみる
こっそりと興味のある大学の授業に忍び込む(休学していても、大学に行ってはいけないわけじゃないので)
興味のある分野についての勉強会に行く
15卒を装い、就活生に混じって企業の説明会やセミナーに参加してみる
将来について考える
体力がついてきたらバイトを増やす(教育系)
一泊二日の一人旅に出る

■しんどいときや、病んでいるとき

自分の気が済むまで、一日中家で引きこもり、寝る。夢の世界へ逃げ込む。
布団の中でずーっとケータイをいじっている。
体力がなくても読めるマンガや本を読む
音楽聞いて慰められる
ぼーっとネットサーフィンしてる
ダラダラする
深夜に歩き回って虚無感に浸る
「なんで俺生きてるんやろう・・・」「どうやったら俺は幸せになれるんやろう・・・」「ていうか幸せってなんなんだろう・・・」みたいな答えのないことをぼーっと考え続ける。
Twitterずっとしてる

(休学中に古本屋でマンガ集めたり、知らないバンドや音楽の発掘をしていたのですが、
病んでいるときには、よくマンガや音楽に支えられたなあって思います。
また機会があればそれについても書いてみたいです。)

こんな感じでとにかく自由に過ごしていました。
誰にも指図されず、何も言われなかったので、やりたいときにやりたいことやって、
寝たいときに寝ていました。
一日中活動して、次の三日間疲れてずっと寝ていたりとか、そんなこともありました

休学して、ゆっくりして、自分の体や考えを整理することができたのもよかったのですが、
ストレスの少ない環境で、自分のペースで自分のやりたいこと、興味のあることができたこと、
そしてそこから自分の世界や人脈が広がっていったこと
振り返ってみると、それが本当にいい経験だったなと思うし、生きやすくなった一つの要因なのかなって思います。

「辛いことから逃げて、楽しいことだけやってる!」
って言われるかもしれませんが、自分を取り戻すためにも、元気になるためにも、そんな時期が僕には必要だったのかなって思います。

そして逃げる時間、楽しいことしかやらない時期があっても、全然いいと思うんです。 

 

【なんでバイトをしていたのか?】

「療養のための休学なら、バイトしないでずっと休憩しているほうがいいんじゃないか?」

そんな意見もあると思うし、自分もそれを考えましたが、あえて無理のない程度でバイトを入れることにしました。

理由としては二つあります。

一つは、金銭的な問題です。

僕は休学するときに、「なんとなく親に頼りたくないし、自分のわがままで休学するんだから、親に頼らず、せめて休学費と自分の食費くらいは自分で稼ぎたい」と考えていました。
(こんな意地を張る必要は全くないし、関係が良好で両親がお金を出してくれるというのなら全然甘えていいと思います。使える社会資源は思いっきり使うべきだと思います。)

そのため、バイトをしてお金を稼ぐ必要があったからです。

もう一つは、特にこちらが重要なのですが、
無理のない範囲で、定期的に外に出る用事を作っておきたかったからです。

自分の場合、何にもないと生活リズムが乱れ切って絶対に引きこもってしまうし、引きこもりすぎるとそのまま病んでしまうと思ったのと、
外に出ると(行く場所とその時の体調にもよりますが)なんかすっきりするし、日々の生活に刺激が生まれるし、それが自分の状態を良くするかもしれないと考えたからです。

また外に出ると、新しい発見があったり、運が良ければ仲良くなれる人と出会うこともあります。

但し、外に出る場所やバイト先はかなり選びました。
自分があまりストレスを感じない場所.
自分の苦手なタイプの人間が少なく、仲良くなれそうな人が多そうな場所
そんな場所を選んでいました。

そしてどこかに行くときは、自分の体力や精神状態とよく相談してから行動していました。

家の外に自分の居場所や安心して話せる友達がいたり、無理のない範囲で定期的に外に出る用事があったりすると
療養のための休学生活はより充実したもの、楽しいものになると思います。

実際休学中にできた友達や経験に僕は支えられていると思うし、
かけがえのない出会いがたくさんありました。
前よりも人が怖くなくなったのはそういう経験があるからだと思います。

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【なぜ実家には帰らなかったのか?】

うつ病で休学する上で、実家に帰って療養するというのも一つの手です。
特にお風呂に入れない、服を着替えたりすることができないなど、普通の日常生活を送ることが困難なほど重症の場合や、自分の体を傷つけてしまう恐れがある場合などは、家族がそばにいる実家で過ごすことの方がいいと思います

但し僕は実家には帰らず、休学中のほとんどを下宿先で過ごしていました。
バイトをしていたからという理由もありますが、他にも2つ理由があります。

一つは、両親との関係があまり良くなかったことです

僕と僕の両親との関係はあまりいいものではなく、喧嘩も良くしていたし、一時は両親や家族の声を聞くだけでしんどくなったり、いらいらしたりしていました。
両親は僕のことを大切にしてくれていたのかもしれませんが、
僕にとって両親や家族は、大切な存在ではあったけど、同時に存在自体がストレス原でもありました。
そのため、できるだけ両親や家族と距離を取っておきたかったんです。

もう一つは、実家が田舎すぎて周りに何もなく、家の外に出る用事がなかったことです。

前述した通り、僕は休学中に定期的に外に出る用事を作ろうとしていました。
しかし僕の実家は本当に田舎で、周りに何もないため外に出る用事を作ろうにも作れませんでした。
そのため実家で過ごしてしまうと、引きこもるしかなくなるし、それは自分の精神衛生上あまり良くないなと考えました。

また下宿先に住んでいた方が友達も多く、バイトやイベントなどの刺激が溢れているので、
自分の場合元気なときは外に出ることはできるし、下宿先に住んでいた方が大きいメリットがあると考えました。

そのような理由で、実家で過ごした方が安心できるところもあるけども、下宿先で過ごすことに決めました。

また休学する際、家族には
・「箇条書きで現在の状況と休学するメリットとデミリットを書きだして伝える」
・「医者からの意見をもらう」
などの方法で、説得しました。 

 

【あとがき】

今回書いてみて思ったことは、
「実に自由で、貴重な経験だった、かけがえの無いものをたくさんのものを得たなあ」
「療養のための休学のはずなのに、なんでこんなに俺がんばってたんだろう」

ということです

得たものはとても多いし、たくさんのことを経験したし、生きやすくなったところは確かにあるけれども、
勉強やらバイトやらいろいろ頑張りすぎていたなあと思います・・・
自分の体力とよく相談して生活していきたいなあと思います・・・

もし今休学していたり、学校がしんどかったりする人が見てくださっているのであれば、
僕のケースを参考にしつつも、自分にとって一番いい生き方や日々の過ごし方を探してほしいと思います。

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※アイコンは漫画家の藤原ここあさんがブログにて配布しているフリーアイコンを使わせていただいてます。
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