はじめまして!seriといいます。あだ名はせりやせりぽよとか呼ばれています!
私にちょっと自己紹介の枠を作らせてください。私は日本大学の工学部、所謂リケジョでした。しかし、なんやかんやありうつ病になってしまい、その結果4年生で休学し、大学を様々な理由が重なり4年生の3月。普通であれば卒業するタイミングで中途退学をしました。
周りの人には何度「勿体ない…」と言われたか数えきれない位です(笑) いつかこれに関しては、個人としての意見を述べさせていただけたらとも思います。答えだけ言えば「勿体なくなんかないけれども、大卒資格はあるに越したことはない」という圧倒的に普通な回答となってしまいますが、大事な事だと思っています。
そんな私は今、ゆっくりと治療しながら「フリーライター」としてお仕事させて頂いています。といっても駆け出しなので、他にもお仕事を兼ね合いとして行っています。それについて触れるかどうかはわかりませんが、今はそんな感じでうつ病と闘いながら生活をしています!これからちょくちょく執筆させていただく予定なので、よろしくお願いしますね。
■心療内科に通う事の不安、自分が「うつ病」であると認めるまで
さて、私がうつ病になってしまったのは今から約3年前。大学2年生の時でした。当時は自分がうつ病であると自覚していなかった為、病院にも行っていませんでした。当時の自分を振り返ると「アホなの?!どう考えても病院案件でしょ?!」と突っ込みたくなるレベルで病院に行けよ、という状態でした。
そんな私が病院に通いだしたのは大学3年生の秋くらいでした。うつ病に対してそんなに知識のない私でも「流石にこれはヤバいやつなのでは?」と考え、心療内科へと通院を決めました。当時は本当に病院に行くのをためらいましたね。「もし私がうつ病だと診断されてしまったらこれからどうなるの?」「私はこれからどうすればいいの?」という不安が頭の中をグルグルを渦巻いていました。
そんな事を考えつつ、通院を経て出た診断名は「うつ病」でした。やっぱりなぁ、という考えはありつつも、病気だから仕方のない事なんだと少しだけ安堵した自分がいました。
しかし、病気であるから仕方のない事だと自分が割り切った所で、周囲の理解が必ず得られるとは限りません。「甘えなんじゃないの?」「そんなの皆同じくらい悩んでいるよ?」等、様々な言葉を掛けられた事もありますね。
元々うつ病は近年になってから漸く理解が得られてきたともいえる精神疾患です。社会人が社畜になってしまい鬱になるならともかく、大学生でそんな鬱になるなんて…と自己嫌悪してしまった事も何度あったかわからないです。
■休学するまでの大学生兼うつ病患者時代はこんな感じ。形容するとゾンビ。
「大学生でうつになるなんて」と考えていた私は無理にでも大学に通い続けようとしていました。しかし、当時集中力が続かなくなる、身体に力が入らなくなり冗談抜きにベッドから動けない等の症状が私を襲っていました。形容するならゾンビ状態とでも言えばいいのでしょうか。笑 お風呂に入るのも、食べるのも全て億劫になってしまいうつ病最盛期には体重が7kg落ちてしまう程のゾンビでした。
そんな鬱と闘いつつ、迎えたのは3年次冬の期末試験でした。これらがうからないと留年確定する程私にとっては重要な試験でした。おそらく「うつ如きで留年するわけにはいかない!!」という謎のプレッシャーがあったのでしょう。余計に悪化して、遂に授業に出る事が出来なくなりました。うつで通えなくなる、起きれなくなる事が続くとどうしても授業に出れる回数が減ってしまいます。そんな私が期末試験で合格するためには相当な努力が不可欠となります。
「だからといって努力できなかったのは結局甘えなのでは?」と思う方もいるでしょう。私もうつ病にかからなければそう思っていた可能性が当然のように存在します。しかし、うつ病という見えない病は身体と心を共に見えない部分で蝕んでいってしまいます。結局、私は学校に通えなくなり、結果としては留年コースとなってしまいました。
■そんな私が休学を選んだ理由とは。「単純に無理!!!」
結局自分なりに努力した結果、留年する事になってしまいました。ここで私は考えました。
「このまま留年生としてうつ病患いながら勉強しても上手くいかない可能性が高い。それなら休学してみて、少しの間療養してみてはどうだろう?というより、このゾンビ状態のまま通うの無理!!」
結果から言えば、療養には失敗しました(笑)理由としては、本来療養すべき休学期間に学生団体の副責任者になってしまい、社畜ならぬサークル畜になってしまったためですね。これについても追々触れて行こうと考えています。
それでも、現在だいぶ病状がよくなったのはこの学生団体の経験もあるのではないかと考えています。もし学生団体に加入しなければ、只管寝込み、誰とも会わずに黙々と病院に通っていたのだと想定しています。
休学期間になんとか、本当になんとか外に出て人と関わる事をした荒治療ともいえる行為を行った経験があるからこそ、今の私がいるのかもしれません。
■そんな私がこれから伝えていきたいこと
最低限、私が大まかに休学中に経験した事をお話しました。勿論、この他にも様々な経験をし、様々なものを得る事が出来たのは事実です。
しかし、本来はうつ病のような、いつ治るのかが不明確な病気の場合は学生団体の運営になど手を出さずに、おとなしく療養すべきであると私は考えています。いや、誰に聞いてもそうだと言うと思うのですが。
恐らく「休活ブログ」では、うつ病を患いながら休学中に経験したお話、うつを患ったからこそ休学する人に言えるであろう事、中途退学という道を選んだ話等、休学中にできた趣味について等、非常に多岐に渡るお話をさせて頂く予定です!
お読みいただきありがとうございました!せりでした!

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