はじめに
前回の記事はコチラです。
「休学とは何か」という問いに対する自分のアンサーを記した記事の後編です!
読んでもらいたい人
- “なんとなく”で物事を決めている人
- 英語もできないノースキルの文系
前回のまとめ
英語もできないノースキルの文系が、就職活動で勝ち抜きたいのであれば、
1年間休学し、
前半の半年間を使って、フィリピンに留学をして英語を身につけ、
後半の半年間を使って、海外で有償のインターンシップを行い、スキルを磨く
ということを行い、就活を生き抜く。
休学とは何か?
小松幸司「休学は、目的達成のための選択肢の一つでしかない」
僕は前回の記事で記した「休学中に留学して海外インターンをする」というやり方に非常に共感しています。BUT それが全てではありません。
休学する人には様々な理由があると思います。
「TOEICで860点とりたいから」
「世界一周をして視野を広げたいから」
「インドで10ヶ月間スタートアップのサポートのインターンをするため」
「起業するため」
休活BLOGでは、上記のような休学理由が目立ち、「休学=意識高めで自分の成長に繋がるもの」というイメージがもしかしたら皆さんの中にあるかもしれません。しかし、
「病気療養のため」
「家庭の事情で学校に通えるような状況ではないため」
「金銭的に大学に通うのが困難であるため」
というような理由でも、しっかりとした休学理由になりえます。
ここで僕が何を言いたいかというと、「休学は、目的達成のための選択肢の一つでしかないのだ」ということです。
「英語力を伸ばす」
「スキルを磨く」
「病気を治す」
「お金を稼ぐ」
理由はなんであれ、それぞれが「休学をする目的」を持っているのであれば、引け目を感じることなくどんどん休学をすればいいと僕は思っています。
逆にいうと、
「なんとなく」や「みんなやっているから」のような“曖昧な”理由で休学をするのは大変危険だと思います。それは、休学中に行う事が定まらず、モチベーションも保てないため、休学したところで成長が見込めないからです。
そのため、休学に最も大切なことは、
「 目的意識 」
だと僕は思います。
おわりに
本書は「“普通の人”にもこの世知辛い世の中を生き抜くことができる方法があるのだ」ということを具体的に示してくれている物凄く親切なキャリア本です。
僕はこのやり方に共感していますが、薦めているわけではありません。「こんな選択もあるんだ〜」くらいに、“休学の一つの選択肢”として捉えていただければ幸いです。
参考→【書評】英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか/サウスピーク
次回の記事はコチラです。

小松 幸司

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