1人でも多くの人に。
こんにちは。林大真です。
今回は、「うつ病」について取り上げます。
先日、1人の友人がうつ状態で休んでいるという事で、話を聞いてきました。
分かりやすいようにAさんとしておきましょう。
Aさんは現在、休職して病院に通いながら生活しているようでしたが、話を聞く限り、相当苦しんでいるようでした。
仕事を休んだ事に対する自分の不甲斐なさ・罪悪感。
親や近所の人などの他人の目。
食欲がなく、夜も眠れない。
薬の副作用で苦しい。
次の仕事が見つかるか分からないという不安。
元の生活が送れるのかという不安。
自分の事を理解してくれたり、相談できる相手が殆どいないという絶望。
人によって症状はバラバラですが、うつ状態とはこういうことです。
気持ちの問題で片付くものではありません。
しかし、Aさんの周りの人はなかなか受け入れてくれないようです。
両親ですらなかなか味方になってくれないそうです。
そのため、Aさんはいま立ち直れないほど状態が深刻になっている。
「元通り生きられないかもしれない」という本音を吐露することもありました。
「なぜここまで苦しむ必要があるのか。」
Aさんの話を聞いて、強く思いました。
だから、この記事を読んでいる人に知って欲しい。
うつは気持ちの問題で片付くものではないということを。
一度壊してしまった心は簡単には元に戻らないことを。
そして、自分には関係ないと思わないで欲しい。
前回の記事→「自分を許す」こと。#9
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