こんにちは。林大真です。
先日、YouTubeにて「就活狂想曲」という映像を見つけました。
この映像は東京藝大大学院の学生が製作したもので2012年度に公開されています。
内容は、大学生の就活についてのもので、主人公が、やがて大学生に訪れる「就活」という流れに翻弄される様子が描かれています。
序盤こそ、ごく普通の大学生活が描かれていますが、次第に不気味な描写に変わっていきます。
学生は髪を染め直し、黒いスーツを身にまとう。
みな同じ格好をして、合同説明会に参加する。
そして笑顔を振りまき、必死にメモを取る。
みな、人事の顔色を伺い、取り残されまいと必死にアピールする。
「就活マニュアル」は必携本。
一体誰が、望んでこんな事をするのだろうか?
作り笑いをしたい人はいるのか。
なぜ良い所ばかりアピールしなければならないのか。
改めてそのような事を考えさせられる映像だったと思います。
時間があれば是非一度みて欲しいです。
そして是非一度、自分自身に問いかけてみて欲しいです。
自分が就職活動をする理由は一体何なのか?
他に選択肢はないのか。
もっと世界は広いのではないか。
多くの学生が就活に挑み、苦しみ、中には自殺してしまう人もいます。
そのような現状を知らずに行くならば、一度立ち止まってみるのも良いかもしれません。
行き詰まった時には大学を休むことも必要だと思いますし、学生の皆さんにはその権利があります。
いろんな選択肢がある。
いろんな生き方がある。
黒いスーツを着なくても、大人の顔色を伺わなくても、大企業じゃなくても自分がのびのび生きられる場所はきっとあるはずです。
もう、良い人はやめよう。
良い人をやめて素直に生きよう。
コメントを残す