休学経験者が当時の経験や考えを語る共同ブログ
【休学×親】いなくなってからじゃ遅いから素直になろう
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【書いてる人】

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江浪啓典(keisuke enami)
フィリピン・セブ島で奮闘中の22 歳。
うどん県出身、神戸大学4 年生。現在就職留年中。
もうちょっと詳しい自己紹介はこちら→江浪啓典の詳細プロフィール

前回の記事:【休学×人生】人生がマラソンなら大学生活だってマラソンだ

※まずはこちらの記事を読んでいただきたいです。

【テーマ】

親の存在って大きいよ。

 

【この記事を読んで欲しい人】

◇親から反対を受けたことがある人
◇親が怖くてなかなか言い出せない人
◇親孝行について考えたい人

【最初に】

あなたにとっての「親」とはなんですか?「親孝行」とはなんですか?

この一年間、じっくり考えてきたこのテーマについて綴ってみました。

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【親の反対から学んだこと】

僕は休学、就職留年、留学、インターン全てに際して父親に物凄い反対を受けました。
ボロカスに言われすぎて一人で涙を流した日も数知れず。Tomorrowを永遠リピート。

当時は父親からくる電話が本当に怖かったです。
ただその中で学んだことが数え切れない程あります。

その中でも最も大きかったのが、

素直になることの大切さ

です。

 

【心に響いた言葉】

僕は本心を隠して体裁の良い言葉や情報で取り繕い、なんとか許可をもらえるよう必死でした。 目先の目的に囚われて方向性を見失っていたのです。

 

そんな時父親から言われた忘れられない一言があります。

「親に嘘をつくな!」

 

この言葉を聞いた瞬間、ハッとしてまた涙が溢れ出ました。親に対してなんて申し訳ないことをしてしまったんだと。しかし、それと同時に親が子に求めるものが少しだけ分かったような気がしました。もちろん働いて得たお金で報いることも親孝行の一つの形だと思います。ですが、自分の気持ちに素直になり、その素直な気持ちを表現することも立派な親孝行なんだと気付きました。

この言葉のおかげで今後の人生、素直に生きると強く心に決めることができました。

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【親も人生の一部】

休学経験者の話を聞くと

・親の反対を受けた人

・親の反対を受けなかった人

に綺麗に分かれていることが分かります。これはどちらがいい、悪いとかそんな問題じゃなく、どちらに転んでも受け入れて向き合うしかありません。親だって人生の一部だからです。なんならかなり大きい部分を占めているし、そもそも親との縁だけは切っても切れません。

【発想を転換しよう】

反対を受けている人や反対されるのが怖い人はまず発想を転換してみましょう。すると驚くほど前向きになれます。

・なんでこれじゃなきゃいけないのか

・何を身に着けたいのか

・費用対効果はどうなのか

こういったことを分かり易く説明する練習になりますし、

何より苦労すればするほど強い「覚悟」が生まれます。

強い覚悟があるかないかで1年後の自分の姿は大きく違っているはずです。

僕の場合は今でも父親との約束が大きな原動力になっています。

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【残された機会は片手の3本指】

とはいえ僕は何度心の中で「黙って背中を押してくれ!」と叫んだか分かりません。

ですが今では感謝の気持ちでいっぱいです。

だって、残りの人生であとどれだけ親と本気でぶつかり合うことがあるでしょうか?

おそらく片手の三本指で収まります。

そんな貴重な経験をさせてくれたんですから。

【親孝行のカタチとは?】

「素直になること」と簡単に言いますが、それはとても難しいことです。特に最初の一歩が難しいんです。

僕もこんな偉そうなことを言いながら今だって素直になれない時もたくさんありますし電話は今でも怖いです。ですが今ではLINEで他愛無い話やスタンプの送り合いができたり「いつもありがとう」と言葉で素直に伝えられるようになりました。

 

同じ趣味を共有するでもいいし、

作ってもらったご飯を食べて笑顔で「おいしい」と言ってあげるだけでもいい。

一緒に温泉に行くでも晩酌にとことん付き合うでもいい。

相手が少しでも喜ぶと思うのなら何だっていい。

 

僕は英語が流暢に喋れるようになるよりも、良いと言われている企業に就職するよりも、こういう小さな行動、成長の方がよっぽど親孝行だと思うんです。

 

【伝えたいこと】

この半年間で祖父と愛犬が亡くなりました。身近な存在が亡くなったのが初めてだったので、最後にお別れを言うことがこれほど難しいことだとは思ってもみませんでした。

別れはいつだって突然です。

そう考えてみると親だっていついなくなるか分かりません。親元から離れて暮らすならあと数百回しか会える機会はないんです。しかもその数百回のうちにお別れを言えるかも分かりません。

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だからこそ、まずは親を思いっきり喜ばせましょう。笑顔をたくさん見ておきましょう。

最も身近な存在を喜ばせられない人が世の中を喜ばせることなんてできません。

いなくなってからでは遅いんです。

【最後に・・・】

休学なんて勝手にすればいい。
休学したいならすればいい。
就職したいならすればいいし

したくないならしなければいい。
勝手にすればいい。
自分に対して素直であればそれでいいんだよ。

 
次回の記事:【休学×留学】フィリピン留学のメリットはたった‟ふたつ”だけ①

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江浪啓典

江浪啓典

フィリピン・セブ島で奮闘中の22歳。神戸大学4年生。 1年間で就活・留学・インターンを経験した就職留年生。 やりたいならやればいいし、やりたくないならやらなければいい。そんな素直に生きる大学生が増えてくれたら嬉しいです。
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