新年明けましておめでとうございます(*^^)v
新年いかがお過ごしでしょうか。オーストラリアで2度目の新年を迎えましたが、年越しうどんも初詣もなく、しかも真夏で全く年を越した感じがしません(笑)
さて、去年は休活ブログに出逢えたことで自分の視界が一気に広がりました。今年も少しでも休学を考えている人に情報を提供していければと思います!どうぞ今年も1年間よろしくお願いします(*´▽`*)
前回の記事⇒本気、だから悔しい。 - 人生初の挫折 -
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新年最初のお話は私の少し変わったインターンのお話をしようと思います。
こんな人へ
海外インターンに興味のある人
お金をかけずにインターンをしたい人
海外インターンするのにお金は必要?!
今回インターンの記事を書くにあたって少し下調べをしようと思ってPCを開いた。
「海外 インターン」
と検索エンジンにかけると膨大な情報を得ることができる。しかし、よーく内容を見てみると “低価格” “格安” といった単語を目にする。
確かにいきなり外国に行ってインターンしよう!と思ってできるほど簡単にインターン先が見つかることは殆どない。日系企業ならまだしも、現地企業で働くにはそれなりの専門的なスキルやある程度の現地語力が要求される。インターンをする方法としてお金を払う必要があるのか、という相談を受けるがそんなことはない。確かに手間が省けるが、結論から言って、お金をかけずにインターン先を見つける方法はいくらでもある。
聞いてみるって、話してみるって大切
2013年1月から大学に入学するまでの約半年間、私はホームステイ先のホストマザーの経営している子供服のオンラインショップ(Ellie’s Handmade)で無給インターンをしていた。もともと趣味で始めたのが軌道に乗り、2012年の年末に正式に会社に立ち上げる段階でメンバーに加わりそこからお世話になっていた。
ここで働くことができた理由はただ一つ。コネ。
当時通っていた語学学校でインターンのお話を頂けたものの、フルタイムで働くのが厳しいという理由でだめになったことをホストマザーに話したところ、満面の笑みで一言。
なら、私のところで働きなさい!
この一言で私の採用は決まった。
あー聞いてみるってすごい大切なんだなとこの時ほど思ったことはない。だめもとで聞いてみると意外と道が開けることが多い。実際、語学学校でのインターンも何か特別な経験をしてみたいなーと仲の良かった日本人スタッフに話したのがきっかけだった。
異職業って意外と楽しいよ
※ここでの異職業の意味は自分の興味が全くなかった分野の職業という意味です。
年明けすぐにオーストラリア政府から正式な通知が届き、無事に会社となり慌ただしく過ぎる日々が続いた。
ただ、いいよーと返事したものの、服飾系の仕事経験は0。ましてや、学生時代の家庭科の成績は悲惨なもの。ミシンなんて使ったのは10年前が最後。
全く興味もなかった装飾系でしかも専門的なスキルが要求される仕事だが、蓋を開けると私の想像を遥かに超えた仕事内容となっていた。
型作り、型抜き作業、道具等の買出し、宅配・配送作業、オーダー入力、売上記録等の経理全般、生地の取寄せ、そしてたまにミシン作業……etc 一言でいえば、縫うという作業以外を私はこなした。
会社として子供服を売るということはただ縫えばいいわけではない。顧客からのオーダーを取ってお金の入金確認や個人情報も扱う。顧客とのやり取りも当たり前だが英語。専門用語も山ほど。生地の番号暗記。ラッピングの仕方。生地を切る際もトップの柄で悩む。美的センスも全くない私にとって色の組合せを聞かれることは苦痛だった(笑)
ただ、幸運なことに大学で会計学を学んでいたことをは彼女は知っていたので経理全般を私に任せてくれた。小規模ビジネスだからこそ自分のビジネス能力が大きく問われたが、自分の意見を取り入れてもらえることもあり、知らず知らずのうちに仕事にはまっていった。
コネ社会という現実
オーストラリアに限らず欧米社会はコネ社会だ。
コネ、は日本人からあまりいいイメージを持たれないが、私はコネとは一種の能力だと思う。それは、自分にはこれだけ人間関係の繋がりがある、ということを証明するものだと思う。現地でコネ採用された友人たちも私の私の周りにはたくさんいる。
もちろん、簡単にコネなんて簡単に見つからないし、コネがどうのこうの言う前にまずはたくさんの人との繋がりを増やしていかなければならない。
だが、留学をすると面白いことに色々なバックグラウンドを持った人に出逢える。
オーストラリアに来る日本人の多くは留学や勉強のためだが、欧米や南米の人は職を求めてくる人が多い。実際に日中は会社で働いて夜語学学校に通う、なんて人たくさんいる。そういったところでの出会いは意外にも“働きたい”という気持ちを手助けをしてくれる。
実際、他の休活メンバーも多くがインターンを経験しているのでそれも参考になると思う。(海外インターンに関する記事)
もちろん、お金を払ってインターンにするのも一つの方法だが、あえて面倒な道を選ぶのも実に面白い。人伝にインターンを見つける、日本ではなかなかできない経験を私はしたなと思った。

張 程宜

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