【休学×WWOOF】携帯の電波より山菜採り!

その他

こんにちは!神田外語大学4年の児嶋佑香です。
10月から執筆を開始し、早いもので今回は5回目の記事となりました。

休学して最初に参加した自給自足体験キャンプで農業や新たな人と出会うおもしろさを知り、沖縄のゲストハウスでヘルパーをしたり、茨城のこねぎ農家でインターンシップをしたりして、人の魅力や都心から離れた場所で生活する楽しさを知りました。

 

前回までの記事はこちら

【休学×理由】「こんなはずじゃなかった」から始まった休学

【休学×生きる意味】自給自足体験キャンプで考えた生きるとは

【ゲストハウス×ヘルパー】新たな人と出会う素晴らしさ

【休学×インターンシップ】地域と野菜と私

 

そんな中、もっと自然に寄り添った暮らしをしたいと思い、WWOOFをしてみることにしました。

WWOOFとは、World Wide Opportunities on Organic Farmsの略で、農家などで労働をする代わりに宿泊場所と食事を提供してもらえるお金のやりとりがない仕組みのことです。

https://www.wwoofjapan.com/main/index.php?option=com_content&view=article&id=48&Itemid=642&lang=jp

受け入れ先は、まだ行ったことのない北海道の広大な大地で生活してみたかったことや道の駅での野菜の販売という私がやってみたいことをできそうな北海道天塩(てしお)町を選びました。
牛の仲介で生計を立てているということだったので、自分が全く知らない世界を見てみたかったというのも理由の一つです。

 



天塩町ってこんなところ

天塩町は、稚内から車で1時間ほどの北海道の北部に位置しています。

新千歳空港に到着し、札幌駅から高速バスに揺られること4時間半で天塩町に到着しました。
受け入れ先の哲さんにバス停まで迎えに来てもらい、お家に向かいました。
哲さんはお母さんと二人暮らしで、家に着くとお母さんがテーブルいっぱいに料理を並べて待っていてくれて、お話をしながらごはんをもりもり食べました。
哲さんもお母さんもとても気さくな人だったので、すぐに打ち解けられました。

車から鹿が見えてびっくり! 自然の豊かさを感じました。

車から鹿が見えてびっくり!
自然の豊かさを感じました。

 

活動内容

  • 野菜の苗植え、収穫
  • 草取り
  • 山菜、タケノコ採り
  • 道の駅で野菜の販売
  • 菊芋の葉を使ったお茶の試作
  • 牛の市場見学
  • 近所の人の家でお茶のみ
  • 観光

 

タケノコ採り 「こんなところに入るのか!」

天塩での活動はどれも本当に楽しかったのですが、最も印象に残っているのがタケノコ採りです。

タケノコは「こんなところに人が入れるのか!」とびっくりするような藪の中で採ります。
少人数だと遭難する可能性があるので、大人数で「おーい」「おーい」と声を出しながら他の人がいることを確認し、進んでいきます。
平坦な道だとどこから入ってきたかわからなくなるため、基本的に坂になっている藪の中を歩いていきます。

先ほどからタケノコ採りと書いていて、「タケノコ掘りじゃないの?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
北海道のタケノコはネマガリダケと言って関東のように太くないので掘る必要がありません。
タケノコをつかんで傾けるとすぐに折ることができます。

最初は地面に生えるタケノコが土と一体化して、なかなかタケノコを見つけられなかったのですが、慣れるとすぐに見つかるようになりました。
タケノコをぽきぽき折りながらリュックいっぱいにして帰るのがとても楽しかったです。

家に帰ってからはお母さんと一緒にタケノコを茹でました。。
茹でた後に皮が剝きやすくなる方法や冬の食べ物が取れない時期にも食べられるように長期保存する方法も教えてもらいました。
冬は食料が少ないため、食べ物がたくさんとれる時期にまとめて収穫して保存するのが昔からの習慣だそうです。
タケノコだけではなく、ウド、フキも収穫し、樽で塩漬けにしました。

塩漬けにされたウド

塩漬けにされた山菜

 

道の駅での野菜販売

道の駅での野菜販売というと野菜を陳列するだけの所がほとんどだと思うのですが、天塩の道の駅は少し違いました。
道の駅の敷地内に小さな部屋があり、そこで対面販売をしました。
野菜を収穫し、袋に詰め、実際にお客さんの顔も見られるので貴重な体験でした。

受け入れ先の哲さんとシンガポールから来たウーファーさん

受け入れ先の哲さんとシンガポールから来たウーファーさん

 

牛の市場

哲さんの本業は牛の売買なので、牛の市場にも連れて行ってもらいました。
牛は大きさや健康状態、時期によっても値段が違うそうです。

牛市場の様子

牛市場の様子

 

菊芋茶の試作

菊芋茶の試作もしました。
菊芋は天然のインシュリンと呼ばれるイヌリンという成分が入っており、糖尿病に効くと言われています。
そこで、「菊芋をお茶にしてみたら良いのではないか」というのが哲さんのアイデアで、菊芋の葉を乾燥させるなど試行錯誤をしていました。
菊芋茶は改良を経て、今ではふるさと納税の返礼品にもなっています。

公式HP:https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/01487/401708

 

観光

休みの日には稚内の宗谷岬や豊富町のサロベツ湿原センターなど様々な所に連れて行ってもらいました。

日本最北端の地 宗谷岬

日本最北端の地 宗谷岬

 

礼文島 桃岩荘名物「愛とロマンの8時間コース」

WWOOF期間中にもかかわらず、一人で礼文島に行かせてもらったこともありました。
観光ガイドで礼文島のきれいな景色を見た私が、「礼文島に行ってみたい」と言ったところ、「遠くてなかなか行けないところだから行っておいで」と快く送り出してくれました。

どこに泊まろうかと調べていると、桃岩荘というおもしろそうなユースホステルを見つけ、宿泊することにしました。
桃岩荘では、「愛とロマンの8時間コース」という30kmのトレッキングコースを宿泊者同士(希望者のみ)で歩く行事があり、それに参加しました。
早朝に出発したのにみんなでふざけたり笑ったりしながら歩き、ユースホステルに到着した時には日が暮れかけていました。
8時間コースのはずが10時間くらい歩いていました(笑)
山から見える景色も本当にきれいで一生の思い出になりました。

海

絶海の孤島にいるような絶景

やっぱり田舎暮らしは魅力的

北海道で過ごした一カ月間で田舎暮らしのおもしろさを知りました。
現代では珍しく携帯の電波は非常に悪いですが、その分田舎ならではの資源があります。
土地は広く、山に行けば食べ物があり、食べ物を保存するための知恵のある人がいます。
都心にはものがあふれていて便利だけれど、田舎でできるような体験はできません。。
自然と共に過ごす北海道での暮らしは私にとって心地良くて、「やっぱり私は田舎暮らしをしたいなあ」とつくづく思いました。

次回は復学後の生活について書きます。

 

 

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ABOUT US

神田外語大学外国語学部国際コミュニケーション学科4年。 三年次に一年間休学し、ゲストハウスでヘルパーをしたり、農家に滞在したりしていました。 児嶋佑香の詳細プロフィール