【前回の記事】
どうも
シゲです。
(Twitter:@S_shig4)
今回は休学前、そして復学後の大学の授業を私がどう思ったのかを書いていきます。
【読んでほしい人】
・今の大学の授業にいまいち意味を見いだせない人
・授業の捉え方が休学後と復学後でどう変わってくるの?と思っている人
休学前
休学前、私は非常に大学に対して、よくわからない負の感情を抱いていました。
なんだろう。
「授業が意味がないと感じる退屈」
「まあ、単位はラクショーっしょという楽観」
「こんな授業のためにお金を払ってもらっているという親への申し訳なさ」
「将来に対する不安や焦り」
「大学生活が自分の身になっていないことから来る自己嫌悪」
とか、そんな諸々の感情が入り混じった「ある負の感情」を私は感じていました。
けど、それって総合大学に通っている大学生が感じることだと思うんですよね。
理系ならまだしも文系で、「うわ〜授業めっちゃ楽しい。こんな将来に直結する授業が毎日受けられて嬉しい」という人がどれくらいいるか・・・・
殆どの人は私が感じたような、
退屈、怒り、焦り、不安などの感情をまとめて、呑み下し、腹に潜めさせているのです。
「どうすればこの腹の中にある感情を解放することが出来るのだろう」
皆、そんなことを考えながら、結局答えが見つからなく、大学を卒業し就活をするのです。
私もそうでした。
出席をとらない大学の授業には出なかったですし、必修授業でも友達がなんとなく集まっている教室の後ろ側に陣取り、
椅子に座って寝ているだけ。
それなのに、テスト期間前になったら、普段は話さない知り合い同士でも謎の結束力を固め、
過去問や真面目に出席していた人のノートをコピーさせてもらっていました。
本当にアホ学生ですね。
「大学のテストなんて過去問を手に入れられるかというコミュ力のテストみたいなもん」とかドヤ顔でほざいていた過去の自分をぶん殴りたいものです。
しかも、それだけ適当でも何となく単位はとれちゃうんです。
殆どはC、つまり単位をとれるギリギリの成績だったのですが、最低限の単位はとれていたのです。
学費を出してくれた親への申し訳なさというのはこの私にもありました。
「夏休みが終わった後は、しっかり授業に出よう!」「2年生になったら生まれ変わるんだ!」という気持ちで最初の数回は真面目に授業を受けていました。
けれどね。
それは本当に数回だけで、すぐに「テスト前だけ阿修羅の動きをするサボり魔」になってしまうのです。
私のような「テスト前だけ阿修羅の動きをするサボり魔」タイプの人は例外なく、さっきの「負の感情」を腹に潜めており、「何かしなくては」とは思っているのです。
けど、その「何か」を探すためには4年間という期間は短く、せわしないです。
私は休学中にベトナムに滞在していたので、ベトナム人大学生とよく話す機会がありましたが、22歳でしっかり卒業している人の方が少なく、殆どの方は留年していました。(ある文系大学でも70%の留年率)
ベトナムの大学は日本と違い、卒業試験が難しいというのが理由ですが、適当な民族性が重なり、
24歳位で大学にいることは全く珍しくありませんせんし、私と一緒に働いていたスタッフは25歳でまだ大学4年生でした。
そのため、留年しても彼らは全く気にせず、1年間の猶予期間を楽しみ、仕事を探します。
留年したベトナム人を見習え、という訳ではないのですが、生まれてからずっとベルトコンベアに乗っているように、
大学生になった人は、1年間休学してみてはいかがですか?
「休学して海外に留学するんだ!」とか「休学して、ボランティアをするよ!」とかもう目的が決まっている人はもちろん、
「大学で何をすればいいのかわからない」上に、さっき説明した「負の感情」を腹に飼っている人にオススメします。
復学後
もし、やることがないなら、自分の学部に沿った活動をしてみるというのも手ですね。
私は経営学部だったので、休学しベトナム人向けのビジネスを行っていました。
そうすると不思議なんですよね。
また大学で勉強したくなるのです。
今まで意味がないと思っていたフォードシステムなど、カンバンなど、サプライチェーンなどをテストのためではなく、自分の為に勉強したくなるのです。
忙しい作業が多くなり、勉強をする時間が減るからです。
これはどの学部でも同じこと。
大学の学部を選んだ際には、多少なりとも興味があったはず。
だからその学部の延長線上にある「足を動かす活動」に興味がないわけはありません。
文学部なら自分の作品を書いたり、投稿したり、
国際系の学部なら留学したり、
サイエンス系の学部の人だって興味のある分野の会社でインターンとして働いてもいいじゃないですか。
もし、やりたいことがないならそれでも良い。
就活する前に一度働いてみよう。
インターンでもなんでもいい。
就活してから働くのではなく、働いてから就活をしてみれば他の学生よりも広い視野で就活に取り組むことが出来るからです。
だいたい皆、就活してから働いて、「あ〜また大学で勉強したいな」とか思っちゃうんだから、
先に休学して働き、その後就活をしても間違いじゃないでしょう。
ともかく、
「テスト前だけ阿修羅の動きをするサボり魔」だった私は復学後、授業が自分の身近に感じ、血肉になることを肌で感じています。
もし、貴方が私と同じく「ある負の感情」を抱いているなら、休学してみてもよいのではないでしょうか?
では!
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繁田 匠平
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