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何年か前にテレビで聞いた話。
「人生が1時間ドラマだったら、1分=1歳って考えると、最初の10分~15分くらい=10歳~15歳くらいまではイントロダクション。なにか事件や問題だったり、ドラマの話が大きく動いたりするキーポイントってだいたい20分くらいでしょ?これって20歳くらいなんだよ。そこから話が最後に向かって話が流れていく。つまり、20歳ぐらいの自分で未来ってほとんど決まると思うんだよね。」
何気なく耳にしたこの話も休学するキッカケの一つだった。
決断するときの決め手って意外と近くにあって、そのときはどうでもいいようなことだったりする。
挫折から外大に入るまで
私が通っていた商業高校の卒業後の進路は進学組と就職組が半々。
部活のほうが大切だと思っていたし、もともと机に向かう勉強が苦手だったこともあり、3年生になるまではずっと興味があったホスピタリティ系の専門学校に行こうと決めていた。
そして学年が上がるころ、人生初の挫折を味わうことになった。
ホテル業は体力勝負だと聞いていたけど、そのときの自分には理解が足りていなかった。受験しようと思っていた専門学校に問い合わせたら、持病のある私には他の職業を探したほうがいいとのことだった。
中学のころから憧れていたホテル業には進めないし、「ホテルで働くなら英語ができたほうがいいって!」と思って克服した英語ももう意味がなかった。
そんなときに”視野を広げるため”と大学進学を勧められた。
最初は「今より長時間机にむかって勉強するなんてあり得ない!」と思ったし、興味のない分野が多すぎた私が大学で勉強したいことなんてなかったけど、その科目がなかったのが外大だった。(もちろん一般教養の選択肢に世界史などの授業はあるのだけれど。)
やっと好きになった英語をもっと勉強できるのも嬉しかった。
3年の8月末にやっと受験先を決め、いつもの部活に加えて受験対策が始まった。1か月半の短すぎる受験生とやらは不思議なくらいにスルスル終わった。ここで油断したのがいけなかった…

大学1年~2年
高校時代の部活生活から離れて、のんびりゆったりした生活がしたいっていう甘えた気持ちからガツガツしたイメージがあったサークルには参加せず(今思うとやっておけばよかったー‼)、バイトをしながらお金を貯めては大好きな海外旅行に行っての繰り返し。
授業のほうはというと、スルスルっと終わってしまった受験で完全に英語を舐めていたことによりあっという間に落ちこぼれ。
受験英語も知らず、周りについていくのも必死な状態。
外大生なのにこんなに英語ができないまま卒業していく焦りが大きくなり始めた。
“なにもできない。”
焦りが増えるなか、2年からの専攻科目(英語)の選択授業でそれはピークに。
その授業には自分が言いたいことを英語でちゃんと伝えられる人、それに自らアクションを起こしている人たちばかりだった。
同世代のはずなのに、すごく遠く感じた。
「この別世界の人たちと就活で争うのか?!」
って考えだしたとき、私にそれまでの大学生活で誇れるものも自慢できるものもなかった。強いて言うなら高校時代の部活ぐらい。いつまでたっても高校時代にしがみついている自分もいい加減嫌になった。
胸をはって「今の私にはこれがある!」って言える新しいものが欲しかったし、ゆるく過ぎていく同じような毎日にも飽きていた。
最初に書いたテレビドラマの話を思い出して、20歳ぐらいでなにか変化がなかったらもうこれから先なにも起らないような気がして不安に駆られた。
留学中の今だから言えるのは、もちろんアクションを起こすのに年齢は関係ないっていうこと。それにそのアクションでいくらだってこれからは変わってくる。
でもこの時はこの話がぴったり自分の歳に当てはまって、自分のことを言われているようだった。
それまで「どうにかなるでしょ」だけで片付けてきた自分を変えなきゃいけないって気づいた瞬間だった。
ここにいくつかのキッカケが重なって休学留学を選んだ。
「外大なら休学しなくたって留学する方法たくさんあるでしょ?」
その通り。
それでもあえて休学を選んだ理由とキッカケを次回詳しく書いていきます^^
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本多 香織
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