前回の記事はこちらから:選択の自由:なんでイギリスの大学に学部留学で開発学なのか?
今回は留学準備、特にTOEFL ibtの英語勉強法について紹介したいと思います。かなりテクニック、ツール的な話になるかと思いますが、英語の点が足りずに海外大学留学をあきらめるようなことにならないためにもぜひ参考にしてもらえればと思います。
自分の場合、留学すると決断したはいいものの、そのとき大学2年の11月。
3年の夏からの留学を希望していたので、出発まで8ヶ月程度しか残されていませんでした。
これがどれだけ切羽詰っているかは、交換留学の場合、1年前に必要な英語の得点を獲得したうえで申し込みをしなければならないこと考えればよくわかると思います。
しかも志望校は決めてない、どうやって応募したらいいか全くわからない、そして何より英語力が全く足りてない(当時TOEIC680点くらい)という状況で出発8ヶ月前なので、どれくらいやばいのか自分で把握しきれていませんでした。しかも申し込みが遅れるとそれだけ合格率が下がるというプレッシャーつきです。
そういう状況でしたがなんとか年内に志望動機書と推薦書など必要書類を揃えて出願し、席だけは確保しておき、求められている点(TOEFL ibt 80以上)を獲得した3月時点で合格をもらうというぎりぎりの滑り込みで留学が決まりました。これは決しておススメできるスケジュールではないですが、実際3ヶ月で25点伸びたので、ここではその格安勉強法を紹介したいと思います。
ポイントとしては
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自分の現在地を知る
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参考書購入
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その参考書を信じてひたすら繰り返し勉強する
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+αのテクニックを知る
の4つです。ようするに客観的に今の自分の英語レベルを認識して、あとは目標点に向けて良質な参考書でひたすら頑張る、そしてちょっとした小手先のテクニックも覚えるということです。ただ要領のよっぽどいい人は別にして、短期間で結果を出したい場合、1日のほとんどをこれに割く気持ちで取り組む必要はあると思います。
1.自分の現在地を知る
まずTOEICだけやっていた人がいきなりTOEFLの問題を見るとほとんどの人は心折れそうになるはずです。セクションが4つ:Reading, Listening, Writing, Speakingで構成され、30×40=120点満点で、内容もアカデミックな用語が多く、本当に理解してないと回答できない、ごまかしが聞かない良質な問題が多いからです。問題をさらっと眺めるだけで危機感が相当高まります 笑
まずは「なんとなくやばい」から「○ヶ月で○点取らないとやばい」へとやばいの度合いをきちんと把握した後に、海外大学院進学のための予備校が定期的に開催しているTOEFL無料講座に参加してみることをおススメします。TOEFLのいろはをプロが教えてくれますし、実際自分はここで教わったWritingの回答形式が最後まで役立ちました。
2.参考書購入
3.その参考書を信じてひたすら繰り返し勉強する
そして、予備校に通わず独学で勉強する場合、どの教材を使うかは本当に重要だと思います。自分はアマゾンのランキングを参考に購入しましたが、使ってみてあらためておススメだと感じた本をここで紹介します。でもこれらを一度やっただけでは正直なにも身についていないです。内容を覚えるくらい繰り返してやっと使える英語になると思うので、これらを信じてとにかく反復するのが一番の近道だと思います。
【全体を把握するにはこの一冊!】
「Official Guide to the TOEFL Test With CD-ROM, 4th Edition (Official Guide to the Toefl Ibt)」
TOEFLを運営しているETSが出している唯一の公式本で、解説も含め全て英語ですが比較的平易な表現なのでまず取り組んでみて欲しい一冊です。「自分の現在地を知る」うえでもかなり役立つ一冊です。
【単語】
単語は地道に毎日コツコツやるにこしたことないです。自分が目標とする得点にあわせて単語もだんだん難しくなるので無駄に難しい単語を覚える必要がなく効率的に学べます。
【Speaking】
多くの人が苦手とするSpeaking。純ジャパの自分もかなり苦戦しましたが、この一冊をみっちりやればなんとか足を引っ張らない程度にはなります。実際よりも文量もリスニング量も多いのでテスト本番が意外と楽に感じます。
【Listening】
TOEFL TESTリスニング完全攻略―Computer‐Based Testing対応
これはテストの形式が一つ前ですでに絶版となっているため、Amazonで中古品を探すかたちになりますが、やりごたえのある一冊です。これでシャドーイングを繰り返して問題文を覚えるくらいやればSpeaking対策にもなります。
4.+αのテクニックを知る
これは一度会場にいけばわかることなのですが、TOEFLの試験形式は独特です。何が一番独特かというと試験会場で手続きが終わり次第、ひとりひとり勝手に試験を開始するという点です。なので場合によっては横の人がSpeakingでマイクに向かって大声で話しているときに横でListeningをしなければいけません。もしくはシーンと静まり返っている中でひとりSpeakingをしなければいけません。これはかなり過酷です。
なので会場を選ぶ際にはしっかりと仕切りがあり、隣の受験者と距離が離れている場所にし(こういうところは人気なのでなるべく早めに予約したほうがよい)、耳栓を買っておくことをおススメします。また少し早めに会場に行ってみんながSpeakingを開始する前にListeningを終わらすという手もあります。
以上が簡単ですが英語勉強法の紹介です。勉強法というより勉強の教材紹介という感じですが結局何を使って勉強するかが最も大事だと思いますし、これらの本に書かれている「本書の使い方」を見て素直に従うのが一番かと思います。
英語力をあげるのに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
(ちなみに留学エージェントはbeoというところにお願いしました。無料で留学先の紹介から申し込み手続きのお手伝いまですばやく対応してもらいました。申請や志望動機書の添削などはオプションで有料だったりもしますが、それでも良心的だと思います。私費留学の方はぜひ検討してみてください!)





