<休学する前の大学1年〜大学2年生の私>
チアリーディング時代(1年生 :4月〜2年生 :6月)
大学1年生から1年と数ヶ月、私はチアリーディングサークルに入っていた。サークルといっても、学園祭や野球応援に向けて週4日練習するような部活のようなサークルだった。最高の仲間に恵まれ、学園祭での舞台を成功させるためにみんなで練習をつみ、技を完成させていくのが楽しくてしかたなかった。練習量が多く初めてのことだらけだったので、学園祭で全ての技が上手くいき終えた時には涙がでてくるほどの達成感でいっぱいだった。
チアを続けて1年、まだこの時はこれからもサークルを続けていくと漠然と考えていた。しかし、あの東日本大震災から少し経ち、友達と話している中で“いつ終わるかわからないのに、このままチアだけで大学生活で果たしていいのか?”と思い始めた。何か他のことを始めたいけど、サークルとバイトでいっぱいっぱいだった。だから、私は目的もないまま時間をつくるために2年の6月にサークルを辞めてしまった。
何かやりたいのと同時に、本当は将来(就活)のことが一番不安だったのかもしれない。
思い悩む(2年生 :6月〜2年生 :12月)
サークルを辞めたものの目的もなかったため、ただ時間だけができた。それはそれで望んだことなのだけれど、次に押し寄せてくるものは“何かしなければ!!”という思い。そこで夏にはボランティアをしたり、ヨローッパに旅行に行ったりなんとなくやりたかったことをやってみた。そして、新たに、資格・ホノルルマラソンという目標をつくって勉強にランニングと夢中になるものをつくってみることで、思い悩む数ヶ月から抜け出せることができた。そして、両方とも満足に終わった2012年1月、また目標をつくらないといけないような気がしていた。
私はいつも何か目標をつくってそこにむかって頑張ることが好きなのかもしれない。
世界一周を夢ではなく目標に(2年生 :1月)
休学というのはひとつの手段であって、それが目的になることはもちろんない。 だから休学を決断するというよりも、先にやりたいことがあって、それをするかしないかの決断次第。私には、それを決めてしまえば=休学という選択をするしかないという内容だった。そのやりたいことが“世界一周”である。これは2年生の夏に行ったtabippoという団体のイベントに参加したことがきっかけだ。そこで開かれた世界一周者の話や企画を通して、いつかは私も世界一周をしてみたいという気持ちが高まっていた。それは自己紹介でも書いたように、高校時代に1人沖縄の離島に行って以来、漠然と大学時代に海外一人で行くんだろうな、という思いを盛り上げて更に世界一周というものにそのイベントや本によって変わってきたのだ。
そして、1月の初め、新年の目標を決めるときに次に見えてくるものが就活しか浮かばなかったのだ。就活なんて来年の同じ時期に目標にすべきことなのだからあとの1年は何したいんだろう..特にこの時は、“今しかできないこと(大学生、20歳にしかできないこと)”を重視していたのを覚えている。そこで、本当にしたいことはもちろん世界一周であり、でもどこか非現実的だと思っていたのだった。でも、ホノルルマラソンが終わって1ヶ月間うずうずしていたのも手伝い、決めたらちゃんと何かやろう、という気持ちがあったため残るは自分の決断次第だった。どうしよう、とも悩みそうになったがそれ以上に、もう世界一周している自分を想像するだけで気持ちが高鳴った。一度、こんな感覚になってしまったのにやめてしまえば必ず後悔する、その思いと気持ちの高鳴りが一気に私を休学という選択に近づけたと今は思う。その時はこの気持ちを維持して、ある程度自分で整理できた地点で口外するんだということだけ考えていた。口外することが一番、目標あるいは夢に近づけると信じていたから。
自分が興味あることの経験者の話を聞くことで、背中を押される。そして、口外することとで現実味を帯びて来る。 ⇒
同じように迷っていたら、ぜひ6月23日の休活フェアに参加していただければと思う。
休学決断(同時期)
ここからは現実的に考えていった。世界一周する、ということは自分の中では半年以上はしたい、ということがあったためこの時点で休学という選択肢を考える。そして、世界一周するためには英語力がなくてはいけないと思い、3ヶ月程度英語圏での語学留学もあわることにした。9ヶ月..1年休学したとして、残り3ヶ月あるため語学留学分をバイトしようと決めた。“世界一周”というひとつの目標が決まったことで、色んなことが動き出した。 本当は自分の気持ち、自分が一番よくわかっている、あとは不安を取り除いて背中をおしてもらうだけ。そして経験者や本を味方につけ、最終的に決断するのみ。すると一気に物事が動いて来る。
親への説得(同時期)
親にはレポートを提出して説得することにした。私の場合は本当にラッキーだったと思う。 父には『人生は一度きり、自分のやりたいことをしなさい』と育てられていたので、レポートを読んで不安でもあったと思うが笑って承諾してくれた。高校の頃もそうだったが、本当ににやりたいこと(私の場合は旅)があれば自分でまず決断して、実行したい理由、予算、約束..などを全部調べたり自分の中で整理してから伝えるのが一番だと思う。本当に情熱があればその熱は必ず相手に伝わると思うから。
3ヶ月間のアルバイト(決断から1ヶ月後の2月)
2月の終わりから早速アルバイトを1日8時間、週5日入って語学留学費を貯めた。この間ただお金貯めてるだけという感覚がないほど、フルタイムで仕事する素敵な先輩方との毎日が、仕事で疲れを感じる以上に楽しくかった。ずっと学生であった生活からのちょっとした非日常感と、これから始まる冒険へのわくわくも大きかったのだ。 そして2012年、6月ついに語学留学が始まる..。
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