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前の記事⇒Ⅳ 七転び八起き/変化って何だろう?

《留学は就活に有利になるのか?》

今回は番外編です。内容は就活の話しですが、留学から帰ってきた2年生や3年生だけではなく、これから留学へ行くなんて言う人も対象にしています。
留学には行くけど、その後の就活が心配なんて言う人が多くいる様なので
一度思っている事なんかを記事にしてみようと思います。

最近Twitterなんかを見ているとインターンの話題であったりが持ち上がったりしていて、
2014年の就活が完全に終わってないのにもう次の就活が始まるのかなんて思ってしまう。

そんな中、先日当ブログに渡辺君が記事を書いた。
内容は「休学は就活に不利になるのか?」と言うものだ。

あの記事を読んでいて僕自身が留学前に考えていた事なんかが思い出されて、
彼の率直な意見にも共感出来た。
特に色々自分について考えるなんて所から自分の意見を持つ所までの部分は思わず画面の前で頷いてしまった。

ここで言う考える力とかって新しい環境に投げ出されて、どうにかしようってもがいた結果として身に付くものだし
必ずしも留学じゃなくても良いんだろうけど
留学の1つの副産物(もしくは目的?)である事は間違いないんだろうと思う。

でも、1つ疑問に思ったのがこれを意識している人ってどれくらいいるんだろう?

中には自分にそんな考える力なんてないと思ってる人もいるんじゃないだろうか。
僕自身の話しをすると、帰国後周りからは「変わったね」なんて言われる事があって
個人的には凄く嬉しかった。
留学してよかったなんて思ったりもした。

じゃあ具体的に自分と言う人間は何が変わったのか。
劇的な変化はないだけに実感するのは難しい。毎日の努力の積み重ねで少しずつかわっていくもんだから。
ただ、間違いなくあったのはやりきった達成感と自信。
ある意味自己満??

では、自分はどんな事が出来る様になったんだろうなんて考えてみた。
英語がしゃべれる様になったとか
人前で自信を持って話せる様になったとか
考える幅が広がったとか
幾つか自分の中で答えは上げられた。これは、人それぞれだと思う。

しかし、これはなかなか体感するのが難しい。
というのも基準が人それぞれでどれくらいで成長したと言えるのか分からない。

多分多くの人も留学へ行く前には目標を立てて、それに照らし合わせるとは思うけど
実際に行ってみると予想とは全く違う経験をする事が多くて、思っていた事とは違う力が身につくなんて事があるんじゃないかな。
僕はそうだった。

そうなると自分では気付かない成長なんて事があっても不思議じゃない。
実は周りの人間の方が見えていたりする事もある。

そして、それが果たして就活と言うものにぶつかった時にどれくらいの価値を発揮するのか全然分からなかった。

理由の1つに就活自体良くわかってない。
また、就活には曖昧な表現が多すぎる。
多くの企業でコミュニケーション能力とか主体性なんて言葉が多く出てくるけど
それってなんか分かりづらくないですか?
雲を掴む様な感じ。さっきの自分の成長みたいに基準もない。周りと比べるにしても誰と比べれば良いのか?
だから、それらの能力がある事をアピールしたいけどなかなか出来ない。
僕はこんな感じで悩んでました。

だからって、これらの能力が体からにじみ出るものだなんて言っては終わりです。
僕はそれだけではないと思います。

自分が悩んでいた時にヒントをくれたのは友人でした。
その友人とはリーダーシップについて話していました。
「リーダーシップ」
日本ではなかなかうまく評価されにくい言葉ではあるかもしれませんが社会ではきっと重要な能力でしょう。
そのリーダーシップとは一体何なんだろう。そんな話しの中、彼はいくつもの言葉で、いろんな表現方法を持っていました。
例えば、その1つに誰よりも目標を高く持つなんてものも含まれていて、僕自身そんな考え方はした事がなかった。

 

その時思ったのは自分なりの考え方に落とし込むと言う事で解決出来るんじゃないかと言う事です。

主体性⇒自ら問題を明確にして、自ら問題解決の為に行動。みたいに。
一見当たり前で簡単な事の様だけど、難しい。なぜなら、それらは自分の経験に基づいていないと意味がない。説得力がない。何故そう思うのかと言う問いに答えられない。
偶然彼も留学経験者であり、考えて自分の意見を持つとはこういう事なのかなと少し思ったりもした。
うん。確かに一緒にいて「面白い」。

この考えに至ってから、自分の経験を落とし込んだ時、そこには留学中に打ち込んだ事が並んだ。もちろんそれ以外の例もあったけど説得力が違う。
当時の自分が考えて悩んで行動したものだから。内容に自信も持てた。

 

きっと、就活と言うものに注目した時、留学経験が一番発揮されるのはこの時だと僕は思う。

異国の地。右も左も分からない。そんな状況下は誰でも想像出来る。だからこそ、そこで起こした行動と成し遂げた成果は強い説得力を発揮する。
何故留学したのか。そこで何をしたのか。そして何を学んだのか。
つまり、説得力があれば相手も自分が伝えたい事をきっと理解してくれる。自分と言う人間をダイレクトに表現出来る。
これが出来たら少しは就活でも、うまく立ち回れるんじゃないだろうか。

逆を言ってしまえばここが限界なのかもしれない。有利にはなるかもしれないが絶対に成功するとは限らない。他にも就活に必要なたくさん要素があると思いますので。。。
 

 

それで話しは戻るけど、皆さんは留学へ行ってどんな成長をしてきましたか?
それはどんな体験からですか?

そんな事を一度考えて、周りと話し合ってみてください。
自分だけじゃ気付けない自分の成長に出会えるはずです。
 

そして、これから留学へ行こうと考えている人へ

今まで話してきた事は、全て留学期間中に現地で何かしらの行動を起こし、その活動を一生懸命やりきったという事が前提です。
ただ語学学校で机に座ってましたでは話しにならない。

せっかく休学をして、自ら自由に使える時間を作ったんだから有効に使いましょう!
日本にいた時と同じ様な感覚で過ごしてしまってはもったいないです。
自ら、しっかりとした目標を持ち、その為には何が必要かなんて事をしっかり考えてみてください。
その決断に迷ったらこの休活BLOGにいくらでもヒントは転がっています。
更に現地で何をしたら良いか分からないなんて事もあるでしょう。
これは、しっかり自分で考えてください。
この休活BLOGの中にも多くの実体験(何をしてきたか)が含まれてます。
でも、ただ真似してみるだけじゃつまらなくないですか。どうせなら、そのヒントから自分が考えられる全ての事にチャレンジして来てください!

そして休活BLOGでその体験談を綴ってみてはどうですか?
個人的にそんな土産話しが聞きたいです。(笑)
 

次回からは本筋のお話に戻ります!

次回⇒現地で起こした行動

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投稿者: 就活, 明治大学