祝ヨーロッパ突入!だがしかし。
前回記事はこちら。【休学×キューバで人探し】キューバの奇跡
何だこれ。あれほど楽しみにしていたヨーロッパなのに寂しい。
誰も話してこない。

キューバのハバナを出発した僕はドイツのフランクフルトへとたどり着いていました。
正直、少しうっとうしいぐらいに感じていたキューバ人の人懐っこさがドイツという先進国に入ってきた途端に恋しいとさえ思えました。
「話しかけてこいよ!客引きしてくれよ!」
人間なんて勝手なものです。
ヨーロッパに入った早々に、寂しさに打ちひしがれていくのでした。
ドイツ2つ目の町ミュンヘン
こんな時は町を変えることがベスト。
そんなわけでヨーロッパ2日目にして、ミュンヘンへ移動。
ミュンヘンはとても綺麗な町で、周辺にはノイシュバインシュタインがあり、そこへの観光の拠点となっているようなところです。

そんなウキウキな観光気分がスタートしようと思った矢先にクレジットカードが止まりました。
キャッシュの引き出しができないので、現金残り約10000円で。
実はカードのトラブルは2度目。1度目はトロント留学時代にカードの上限を超えたためにストップ。その時はカード会社に連絡をして再開させてもらいました。
今回も同じ問題だと思い、Skypeからカード会社に連絡。
しかし電波が悪いらしく何回か途切れる始末。
そこで残金1万円を崩してテレフォンカードを買って、ホステルの外の公衆電話を使ってカード会社に連絡。しかも時差の関係があり、電話をかけるタイミングも合わせないと行けなかった。
しかしカードに何らトラブルはありませんでした。
カード自体はweb上での買い物はできる状態。
しかしながらキャッシングや現地でのカードでの支払いが不可。
極貧生活の始まり
翌日ミュンヘン滞在2日目。
ホステルの支払いをカードで払えないので、キャッシュで支払う。
残金約7000円。
カードの問題が解決しないとこの先の旅も継続できないので、
この問題を解決してから旅をしようと決断。
しかしながらホステルの受付に尋ねてみると
「明日から満室だから延泊はできない。」
しかも夏のヨーロッパというのは世界中から観光客が訪れるため近くのホステルも満室。
つまり今日中にカードの問題を解決しないと、翌日には野宿となることがここで確定。
ものすごく気分が滅入った中、とりあえずホテルの朝食をとることにする。
あまり食べられなかった。
でも残金約7000円のためここから節約生活を余儀なくされるため、朝食を無理にでも取る。
またこの日のご飯として、袋にパンをいくつか入れることにした。
ネットで解決策を調べると、どうやら日本のクレジットカードにはドイツのカード決済システムと相性が悪く、まれに使えないものがあるとのことが書いている別の旅人のブログにありました。
そしてその問題はヨーロッパでもドイツ特有のもの。
つまり別の国に行けばトラブルは解消されるらしい。
残金約7000円。
ヨーロッパの平均的な都市間の鉄道での移動は約5000円。
つまり次の移動した町でカードが使えなければ、僕の旅は強制的に終了ということになる。
幸か不幸かweb上でのカード利用はできるので、最悪航空券を買って日本に帰ることはできました。
まさに旅の継続か強制帰国かの2択となりました。
家族にもそのことをskypeで伝えました。
その後、駅でイタリアのベネチア行きのチケットを購入。
残金約3000円。

この日の昼食は朝食で袋に詰めたパン。
夜ご飯はスーパーで買ったバナナとリンゴ、そしてホステルの水道水。
ホステル退去、そして野宿
そして翌日、ホステルの退去日となる。
ベネチア行きの鉄道はこの日の翌日の朝となるため、移動はできることとなったものの、
この日はミュンヘンでの野宿となりました。
この日は時間が余りすぎるため、朝食を食べ再びパンを袋詰めしたあとに
チェックアウトした後もロビーにてネットが使える以上、策を練るため色々と調べたり、また家族と話もしたりしていました。
しかしながら、ロビーに丸一日いると流石に不審に思われるため、度々ホステルを出ては、近くのATMで再びキャッシングにチャレンジしたり(改善されず)、駅に行きそこにあるバーガーキングでネットを拾ったりしていました。
また水を買うお金もなかったので、飲んでいたホステルの水道水が当たったらしく、お腹も壊してしまいました。
完全に海外で1人でした。
人生初の野宿は海外で
ようやく夜となり、ホステルから全ての荷物を持って駅へと向かいました。
この日は駅の待合室にて夜を過ごしました。意外にも翌朝の列車を待つ人がたくさんいたのが驚きでした。

翌朝、列車を待つ間に駅のバーガーキングでネットを拾うと、家族からメールが来ており、何らかのカードの対処をしてくれたとのこと。
そこで近くのATMへ行きました。試してみるとカードは一部使えました。
これで、最悪ベネチアで足止めを食らっても、1、2泊は滞在できることになりました。
しかしながらまだ、全てのカード機能が使用可能に戻ったわけでもなかったので、安心はできませんでした。
不安なままベネチア行きの列車に乗り込みました。
まだ強制帰国の可能性は残っています。

そして運命のベネチア
ベネチアという町はイタリア本土から海の上に架かっている橋を渡って向かいます。
そのため車や列車は海の上の走ることとなります。
まだカード問題は解決していなかったものの、何故かリラックスした僕は、その橋を渡りながら泣いていました。
もし日本に待ってくれている人がいなかったら今回のトラブルは解決できなかったでしょう。
よく世界一周や旅がすごいというような風潮がありますが、旅人は母国に待っていてくれる人がいるから、帰る国という場所があるから放浪ではなく旅として戻ることができるのです。
この時のことはうまく説明ないものの、そのような環境に感謝して自然と感情が高ぶったのだと思います。
そしてベネチアへ到着。運命のカードチェック。
結果は
無事使えることができました!!!!!
どうやら本当に相性の問題だったみたいです。
これで旅も続けることができるようになり、このカードトラブルはものすごく大変でしたが、色々なものに気づかせてくれたいい機会となりました。
感謝!
宮崎 健太
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