休学経験者が当時の経験や考えを語る共同ブログ
選択の自由:なんでイギリスの大学に学部留学で開発学なのか?
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早稲田大学人間科学部人間環境科学科4年の野村卓矢です。
2011年8月~2012年8月の1年間休学してました。
今回は最初の投稿なので、自己紹介メインですがよろしくお願いします。
 
 

休学1年間では大きく以下3つのことをしていました。

・イギリスのサセックス大学に学部留学(開発学専攻):約10ヶ月
・ウガンダでマイクロファイナンスを行う銀行でインターンシップ:6週間
・旅行(ドイツ、モロッコ、スペイン、イギリス国内):合計1ヶ月くらい
 

このブログではイギリス留学とウガンダでの経験、この2つを中心に、
「留学準備編」・「イギリス留学編」・「ウガンダ インターンシップ編」・「就職活動編」
の4部構成で思ったことを書き綴ろうと思います(変更の可能性大いにあり)。
ちなみに卒業後の進路としてはJICAのODA案件などを受注する開発コンサルタントという業界の環境部に就職する予定です。
 
 

思うこと、書いていくこと。

最近つくづく思うのは大学生って選択の自由がかなり与えられている本当に贅沢な立場だということです。部活動、サークル活動、バイト、起業、インターンなどなど、大学生という同じ肩書きでもその実態は様々で、言ってしまえば今日の授業にでるかどうかも自分次第なわけです。もちろん学費を稼ぐためにバイトをしなくてはいけないとか人によって制約は出てくると思いますが、それでも小中高大という教育機関のなかでは最も自由に自分自身で選択ができる環境ではないかと思います。

その与えられた自由をどう使うのか、使いたいのか

私自身よくそんなことを考えてました。
他の方も書いているように休学すること自体は特別なことでもなんでもなくて、そのリスクもほとんどないです。
私の場合は無利子の奨学金を使う形で多少の負債を抱えたくらいです。
なのでこのブログを通して“休活”さらにいえば留学、海外インターンという選択肢を持つ人、もしくはやろうか迷っている人の判断の材料になれたらと思ってます。

とはいってみたものの、20~22歳の自分が考えたことなんて高が知れているし、5年後くらいにもう一度読み直したら何いってんだろ?ってなるかもしれません。
でも、ただパソコンとにらめっこして書くわけではなくて、実際に経験したことをもとに書いたことは5年後10年後の私自身へのメッセージになるとも思ってます。
というわけでこれからの記事は読んでくださる皆さんはもちろん、将来の自分に向けても書いていこうと思います。
 
 

まず今回は”Why”のところ、特に私が休学したのはイギリス留学のためだったので、

【なんで「イギリスの大学」に「学部留学で開発学」なのか?】

についてざっくりかいて次回につなげようと思います。
まあ一言で言えばワクワクしたからなんですが、これだと説明になっていないので、きちんと説明するために少し私の学生生活を書かせてください。
 
 

なぜ?の答えは大学生活にある。

もともと大学入学したときから環境問題には関心がありました。といっても最初はただ「関心がある」程度で、何か原体験があるわけでもなかったです。
しかし、環境ロドリゲスという早稲田の環境サークルのなかにある(今は独立したようですが)em factoryという環境ビジネスコンテストを運営する企画に所属したことで、優秀かつ人として魅力的な先輩、社会人の方からすごく刺激を受けて、こうした活動に入り込んでいくようになりました。

今振り返ると、私の関心は、「自然環境」そのものより「環境問題という一番本質的で解決が困難な課題というところにあり、そこで出会った「その課題に取り組む人たち」が単純に好きだったんだと思います。バックグラウンドが全く異なる人たちと環境という大きな共通の関心事でつながり、一緒に何か議論する、つくりあげることに面白さを感じていました。

一方で環境問題なら日本だけに目を向けるのはナンセンスだし、企業だけじゃなくて他のアクターも知っておきたいという思いで、途上国の農村開発や環境保全を中心に行う公益財団法人オイスカに半年ほど大変お世話になりました。
ちなみにこのときは損保ジャパンの「CSOラーニング制度」という有給インターン制度を活用させていただきました。

この頃からこうした分野に関する講演を聴きにいったり、文献を読んだりはしていましたが、途上国における環境問題を考えると必然的に開発課題が出てくるわけです。
例えば非伝統的焼畑で生計を立てているコミュニティに森林破壊になるからそれをやめなさいといって規制をかけてもうまくいかない(他の場所で続ける)、もしくはさらに深刻な貧困に陥るだけで、他の生計手段を持つための支援、もしくはそもそものインフラ整備が必要だったりします(ちなみに今の研究室ではこんなことを勉強してます)。
こうしたところから環境から開発へと興味関心が大きくなりつつあった頃、開発学を学びにイギリスに行かれた先輩の影響もあり、開発学の本場といわれるイギリスで自分も学びたいという気持ちが強くなっていきました。まぁ正直なところ気づいたら行きたいと思っていたという感じです。

 
 

途上国×環境問題⇒開発課題。サセックスを選んだ理由。

イギリスは植民地政策をしていたこともあり、開発学発祥の国で有名なのですが、そのなかでもサセックス大学はIDS (International Development Studies)という研究機関もありこの学問のレベルが高いということで選びました。

ただ学費が高いのもたしかで(たしか授業料だけで当時のレートで130万くらい)、そのため大学院でイギリスに行くという選択肢も考えました。しかし、開発学という学問の幅広さから漠然とそれを1年(イギリスの大学院は1年制)で学ぶと「○○が専門です」って自信持って言えなさそうな自分がイメージできてしまったこと、何よりも行きたいと思った時に行くべきだという思いで「学部留学で開発学」という決断になりました。

 

と、ここで決断したは良いものの、そのとき既に大学2年の11月(留学の9ヶ月前)。理想と現実の壁は大きくて、イギリスに旅立つまでが既に試練でした。次回はその「留学準備」について書いていこうと思います。

次の記事⇒日本にいる3ヶ月間でTOEFL ibtを25点あげる方法(費用1~2万円)

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野村 卓矢

野村 卓矢

早稲田大学 人間科学部 4年。 休学1年間ではイギリスのサセックス大学で開発学を勉強し、6週間ウガンダのマイクロファイナンスプロジェクトにインターンしてました。 野村 卓矢の詳細プロフィールページ
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