休学経験者が当時の経験や考えを語る共同ブログ
『やりたいこと』だけにコミットする休学期間 ~国内インターンという選択肢~:低引琴美(寄稿)
このエントリーをはてなブックマークに追加

sokobiki kotomi
「やりたいこと」だけにコミットする休学期間~国内インターンという選択肢~

早稲田大学5年の低引琴美(そこびき)です。
私は、休学をして国内のNPOでインターンをしていました。

私はみなさんに、休学インターンという選択肢について、自身の経験を交えて紹介したいと思います。

 

●なぜ、休学?ー「やりたいこと」にとことんコミットしたかった!ー

私は大学2年生の夏から、大学に通いながらインターンをしていました。
インターン先はNPO法人ETIC.で、主に若手起業家の支援や、大学生向けに長期実践型のインターンシップを提供している団体です。
そもそもインターンを始めた理由は、大学では経験できないような本気の経験がしたいと思ったからです。ETIC.のインターンは一般的な就職活動のためのインターンシップとは違い、半年以上の長期実践型で、業務を通じてとことん自分と向き合いキャリア形成をすることができるインターンシップです。(http://www.etic.jp/)
私はそれまでサークル活動に熱心に取り組んでいましたが、もっと本気で取り組めるものが欲しい、自分の限界を超える経験がしたいと思い、インターンを始めました。
 
普段の生活は、授業がない日に週3日オフィスで仕事をし、帰宅後に学校の勉強もボチボチやるという感じです。
しかし、どんどんインターンにのめり込んでいってしまい、いつしか
「もっと業務時間が長ければ、より多くの仕事に携われるのに・・・。学校に行っている時間が惜しい!」
と思うようになりました。私は将来どんな仕事をしたいのか、何が自分のキャリア選択の軸になるのか、実務経験の中でとことん追求したいと思っていたので、始めて半年で思い切ってフルコミットに切り替えることに決めたのです。
 
 

●「自分のやりたいことをやらないリスク」

「休学することに不安はなかったの?」とよく聞かれますが、休学をすることには何の迷いもありませんでした。
むしろ、自分がやりたいことに挑戦しないことの方がリスクだと考えたからです。
私は休学を決めた当時大学3年生で就職活動の年でしたが、その時自分が就活するイメージが全く湧きませんでした。
というのも、自分の軸が定まっていない状態でどう職業選択をしていけばいいのか、純粋に疑問だったからです。
だったら思い切って休学をして、やりたいことに挑戦をする方が自分らしいと思い、休学の道を取りました。
 
 

●とにかくもがいたインターン生活

私の事業部は、当時社員4名、インターン生2名の小さな事業部でしたので、電話対応や議事録作成という雑務はもちろん、営業、イベントの企画・運営、マーケティング、面談業務、広報、WEBの制作まで、何でもやっていました。
こうやって並べると見栄えはいい(笑)ですが、一つ一つの仕事はとにかく泥臭く、日々試行錯誤の繰り返しでした。
 
インターン生は「期間限定の正社員」と位置づけられていて、実際に社員と同じ裁量を持って仕事をするのですが(これも長期インターンの特徴です)、仕事のプレッシャーで眠れなくなったり、上手くいかなくて帰り道に泣きながら帰ることもしばしばありました。
インタ−ン中は大学生らしい遊びはほとんどせずに、「どうすればもっと成果を出せるのか」寝ても覚めても仕事のことばかり考えていて、それでもなお納得のいく結果を出すには遠いという感じでした。
そこまでストイックに一つのことに取り組めたのも、休学をしていたからです。
 
 

●コミットするほど得られるものは大きい

業務を通じて体感したことは、「仕事は本気でやればやるほど楽しい!」ということです。
フルコミットで参画しているからこそ、責任の重い仕事を任され、その分プレッシャーも大きいし、難易度も高い。
自分の力だけではとても乗り越えられない。だからこそ、他の社員を巻き込んでチームでプロジェクトを回すことが求められます。
それまでの学生生活では、個人で高いパフォーマンスを出すことに拘っていました。
テストでいい点を取ることだったり、授業で上手くプレゼンすることだったり、学生のうちは個人の努力だけで完結し、上手くいってしまうことが多いような気がします。
しかし、仕事でその考え方は通用しませんでした。
個人がいくら努力したころで自己満足程度の成果にしかならず、社会的には何のインパクトも生まれないからです。
 
インターン中に経験した「プロジェクトの責任者となって、チームをマネジメントしながら成果を追求する」という経験は私にとって初めてで、分からないことだらけでした。
特に私の場合は、マネジメントする相手が学生ではなく自分よりも経験のある社会人だったので、どうコミュニケーションを取ればいいのか、どこまでお願いしてしまっていいのか、何から何まで分からないことだらけで、悩み、人に相談し、試行錯誤しながら一つ一つ進めていきました。
 
インターンでは成功したことよりも失敗の方が遥かに多いです。
自分の未熟さを痛感することだらけでした。でも、だからこそ、少しでも結果が付いてくると今までにない達成感がありました。
「泥臭い。でも最高に面白い!」
仕事に対してそう思えるようになったのは、思い切り失敗しながらも、成果に拘ってもがいた経験があるからです。
「楽しみたいのであれば、まずは自分がそこに対して真摯に、そして徹底的に向き合うことである。」
これはインターンで得た私の仕事に対する哲学です。
どんな職に就いたとしてもこの考え方は大切にしたいですし、仕事以外のことでも応用できる考え方だと思っています。
私の人生の糧になる気づきです。
 
 

●やりたいことがあるなら、とことんコミットしてみるのがいいと思います。

何をして人生を費やすのか、私たちには選ぶ権利があります。
例えば、大学3年生だから就職活動をしなければいけない。そんなことは誰が決めたのでしょうか。
大部分の人がそうするという理由で、自分にとってもそれがベストな選択肢だとは限りません。
就活に限らずですが、一般常識にとらわれず、やりたいことがあればとことん追求してみることをオススメします。
周りが反対したとしても、自分でその選択肢を「正解」に変えて行けばいいのです。
その時は大きな壁に感じることも、後から振り返ってみると大したことがなかったりします。
その時の自分の「常識」がいかに脆くて、どれだけ規制要因になりうるのか、後から考えるとよく分かると思います。
大切なのは環境や一般常識ではなくて、自分の「気持ち」そのものです。
 
私はインターンという選択肢を取りましたが、留学でも、サークルでも、勉強でもなんでもいいと思います。
自分の好きな事を見つけて、そのことに一度徹底的に取り組んでみてください。
その中で、自分は何が好きなのか、どんな環境にいるが心地がいいのか、これからどんなことをしていきたいのか、自ずと見えてくるのではないでしょうか。
私が選んだ休学インターンという選択肢は、その意味ではベストな選択肢でした。
揺るぎない自分の「軸」を得る事ができたからです。
この軸を学生時代のうちに獲得できたのはとても大きなことだと思っています。
 
 

●最後に

休学インターンに興味のある方は、ぜひ「戦略的休学のススメ」というサイトを見てみてください♪
実際に休学をしてインターンをした方の体験談などが載っています。 http://www.etic.jp/kyugaku/
どうせやるなら思いっきり。寝食忘れるほどの経験を学生時代にしてみてはいかがでしょうか。
 
 

●休学ブログに対するコメント

学生時代に興味のあることにコミットする手段として、休学がもっと広まってほしいと思っています。
一人でも多くの方に読んでもらいたいです♪

その他、休活BLOGへ頂いた意見は以下のページからご覧頂けます。
休活BLOGへ頂いた意見
 
 

    このエントリーをはてなブックマークに追加