休学経験者が当時の経験や考えを語る共同ブログ
Ⅲ【覚悟】と【挫折】 |「留学=成長?」そんなにあまくはない。
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《イメージとのギャップ》

ここからは、アメリカでの生活の話です。
今の自分を変えたい一心で踏み出した留学という選択。
そこでどんな事を感じたのか、
そして、実際にどんな事をしてきたのかか書いていこうと思います。

初めに言っておくと、劇的な変化なんてものはない。
語学力にしても、コミュニケーション能力にしたって
日々の努力が積み重なって、いつの間にか違う自分になっていると気付く。

これが何かに一生懸命になると言う事であり、成長する唯一の方法だと思う。
もちろん、そのチャンスはいくらでもある。

だから、これから留学をする人に伝えたいのは何でも経験してきてください。
楽しい事も、辛い事も。
その1つ1つが大きな財産になるはずです。

 

また、留学で成功する方法なんてものを
皆さんの中にも気になっている人がいるかもしれない。
何が成功かなんて僕には分からないが、自分が納得いくものにする為に

必要なのは「覚悟」だと思う。

強い「覚悟」は一歩踏み出す時に大きな力を発揮します。
時には、プレッシャーと言う形で自分を追いつめてしまうかもしれもしれない。
でも、それで良いんじゃないかと僕は思う。

覚悟を持って臨み、挫けそうになって、
それでも、覚悟があれば頑張れる。
辛いかもしれないけど、そんな経験が人を成長させると
僕は信じてる。

僕の覚悟は、留学を行く前に考えた事、批判された事、薦められた事
その全てで出来ていた。

まぁ、こういう事を口で言うのは簡単で
当時の僕もその辛さを全然理解していなかった。
それを身を以て経験したのが今日のテーマです。
基本的にやられてます(笑)

 

今思い返すと、
ニューヨークまで約12時間のフライト
いろいろな事を考えてた。
1年間は帰って来れない日本を窓越しに見てると
寂しい気持ちもあった。
それでも僕の場合ワクワク感の方が強かったと思う。
ホームステイ先への自己紹介ノートを作りながら
何でもやってやろうと思って意気揚々としてた。
俺なら出来るとも思ってた。
この1年間は絶対に妥協しないと言う、
それだけの覚悟を持っていた。

ただ、当時の僕の英語レベルは相当低かった。
どれくらいかって言うとTOEICで400点弱。
てか、もともと英語が大の苦手だった。
勉強も単語と文法に力を入れて学生時代を過ごしてきた
典型的な受験英語しか出来ない日本人。
それでも、英語を勉強しにいくのだから

恥をかく事を恐れず頑張ろうと思ってた。

でも、初めの1週間でその覚悟の辛さを思い知る。

まず、何が辛いって何をするにも必ず一回はつまずく。
恥ずかしくて赤面する。
すんなり行く事なんてまず無い。
日本では何気ない事がなかなか出来ない。

 

それをより実感させてくれたのが想像とのギャップだった。

事前に持っていたイメージと目の前にある現実は
異なるものが多かった。

それは、ホームステイ先や学校、そして自分自身の中と言った
あらゆるところに存在した。

 

ホームステイ先の人は60過ぎの一人暮らしのおばあちゃん。
日本人のおばあちゃんとは全然違う。
体はデカいし、
めっちゃスキンシップとってくるし、
すげーしゃべるし、
活発な人ってイメージ。
ただ、凄く親切で良い人だなと最初は思った。

挨拶が済んだ後はいろんなルールについて説明された。
30%位しか理解出来なかったけど、最低限の事だけ精一杯理解しようとした。

怒濤の説明の後は
家に帰って夕食。
メニューはハンバーガー。
この時、俺はアメリカに来たんだなって実感した。(笑)

それからも、おしゃべりなおばあちゃんはめっちゃ話しかけてきた。
日本の事、家族の事。
地震の事についても色々聞かれたかな。

僕も一生懸命伝えようとしたけど
多分ほとんど伝わってなかったと思う。
悔しいと言う感情と共に
自分が思ったより全然出来ない事を改めて実感した。

そんな一日の終わりには疲労感でいっぱい。
時差ぼけもあり、9時にはベットに横になり気付いたら寝ていた。(英語を聞くって本当に疲れるんです。)

翌日は6時に起きて、学校に能力テストを受けに学校に行く。
リビングへ行くとおばあちゃんがいない。
まだ寝ているみたいだった。。。。
正直マジかよ!?って思った。
(後から分かった事だけど、最初の説明でおばあちゃんは朝は起きないから朝ご飯はあるものを勝手に食べて行けって事だったらしい。笑
全然笑えなかったけど、朝だけならまだ良い方で夜も体調が悪いからって冷凍食品を暖めて食べる事が結構あった。。話しが違う。。。)

学校へはバス通学、昨日教わったバス停でバスを待つ。
・・・なかなか来ない。
時刻表を何回も確認する。
結局15分遅れでバスが到着。
「本当に時間にルーズなんだな」って思った。(ここはイメージ通り。笑)

学校は自然豊かな場所で、森の中に学校があるって感じ。
そこら中にリスがいて日本の大学とはまるで違う。
校門から校舎まで歩いて5分以上かかるのも驚きだった。

留学5

校舎の中に入ると20人位の新入生がテストを受けに集まっていた。
人種は本当に色々。
日本人、韓国人、中国人、台湾人、サウジアラビア人、ブラジル人、フランス人・・・・etc。

そして、翌日からテストの結果で割り振られたクラスで勉強する事になる。

新しいクラスメイトとの
アメリカでの授業。
構成は10人程で日本人は僕を入れて2人。
後はサウジアラビアや中国、台湾、韓国、ブラジルと本当に色々だった。

最初は日本人も少なくてラッキーとさえ思っていたけど

そんな余裕は1日目にして完全に掻き消える。

授業の内容は日本でやった事のある基本的な文法なはずなのに
内容が理解出来ない。
宿題も何をやれば良いか分からない。

そして、同じレベルのはずのクラスメイトはと言うと
普通に理解出来ているようだった。
自分だけが理解出来ていないと言う現実に焦りを覚える。

また、他の生徒は分からない事があれば当たり前の様に質問し
普通に先生とコミュニケーションがとれている。
確かにメンバーのほとんどは2、3ヶ月目の人達で少し慣れてる感があった。
だから発言も活発で明らかに僕よりspeakingとlisteningのスキルは上だった。

留学8

それでも、僕だって恥をかいてなんぼって言う覚悟をもって挑んでいたはずだ。
やるべき事は恐れずやろうと。
しかし、なかなか手が上げられない。
そして、授業が終わってから後悔する。

たまに発言しても自信が無いせいで
声も小さく、必ず聞き返される。
その度に周りの目を気にして、
恥ずかしくて、
どんどん萎縮していく自分が分かる。

家に帰っては自分の覚悟は何だったんだだと嫌気がさす。

 

一週間が経過した頃僕は思い知る。

恥をかくのって思っている程簡単な事じゃない。

そんな事は頭で分かっていても
マジで逃げたくなる。
でも逃げ場は何処にも無い。
何言っても分かってくんないし、
相手はだんだん不機嫌になるし、
何を求められてるのかも全然分からない。

そして、自分がどれだけ出来ないか本当に認識した。
これから毎日こんな事が続くのかと考えると
心が折れそうにもなった。

何より、やりたいのに出来ない自分に腹が立つ。
本当に悔しかった。

 

自分を変えると言う覚悟で臨んだはずの留学。
しかし、すんなりはいってくれない。
当たり前だ。

そんなにあまいワケがない

自分が選んだ選択肢の辛さと難しさを改めて実感する。

同時に、このままじゃいけないと言う焦りが僕を襲っていた。

 

飛行機の中で抱いていた意気揚々としていた気持ちは完全に不安と苛立ちに変わってた。

 

そして、今だから思う
この時悩んでおいて良かったと。
苦しんでおいて本当に良かったと。

 

次回⇒七転び八起き/変化って何だろう?

 

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太田 英彬

太田 英彬

明治大学4年生の太田英彬です。 大学3年に休学し、1年間ニューヨーク行ってきました。留学をしてニューヨークだけでなく日本の事も更に大好きになりました! そんな僕の今だから想う事を素直に伝えていきたいと思っています。太田 英彬の詳細プロフィールページ
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