休学経験者が当時の経験や考えを語る共同ブログ
【セブ島の裏の顔】フィリピンセブ島スラム街から
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前回記事はこちら→【英語語学留学】こんな大学生はとりあえずフィリピンへいけ【効果測定】

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Nexseedという語学学校のアクティビティに参加させてもらいました。

この学校では、英語授業だけではなく、スラム街への訪問や現地大学生/企業との交流会等様々な企画が週に1回行なわれているようです。

自分が前にいた学校とは違って、こういったアクティビティがあるのはいいですね。

今自分が勉強させてもらっているフィリピンという国をより深く知る事、

更に、学んだ英語を実際に使ってみるというアウトプットには最高の場所です。

さて、今回はそのアクティビティの1つとして【スラム街への訪問】というイベントがありました。

最近、フィリピンを推してばっかりで悪い事を書いていなかったので、今回はその悪い部分を書いてみたいと思います。

今回はいつもの投稿とは違って事実を報告するだけの形にはなってしまいますが、皆さんにこのような現状を伝える事で何かを考えてもらうきっかけになれば幸いです。

今までセブに行った事がある人でもこのような現状を知らない人は多いでしょう。

フィリピンセブ島といえば綺麗な海があってー、リゾート地でー最近では語学学校が増えてフィリピン留学なんて言葉もよく聞きく良いイメージがある一方で、

汚い、治安が悪い等の悪いイメージもあると思います。

治安に関してはさほど悪くはありません。いきなり強奪にあったり無差別に拉致監禁されたり殺されたりなんて事は聞
いた事はほぼありません。

しかし、貧富の差が激しく、物乞いをしてくる人やストリートチルドレンによるスリ等があるのは事実です。

特に夜での繁華街での行動は気をつけてください。特にiPhone等のスマホは現地で高値で売買されているので持ち歩きには充分注意してくださいね。

こういった貧困層の現実を今回参加させてもらったアクティビティで見せてもらいました。

フィリピンセブ島貧困地帯の現状

セブ市内の貧困地帯には行った事がありましたが、貧困集落のような場所に行くのは今回が実は初めてでした。

一部屋5畳くらいの家が密集しています。

そこにだいたい6人程で生活しているみたいです。*家族の多くは小さな子供達が3〜4人くらい住んでいます。

家賃は月1200円、一日の支出は一家族あたり約100円程だそうです。

セブ市内だけでもこのような場所は他にもたくさんあります。

彼らは収入がとても低いにも関わらず、たくさんの子供達を養っています。

フィリピンというよりか宗教的に中絶などは絶対に行なわないようです。

中学生くらいの女の子が妊娠するといった現状もあると現地の方がおっしゃっていました。

また、最近ではこの貧困地帯にはある別な問題も発生しています。

日本でいうと小学校高学年から中学生くらいの年齢の子達による薬物/大麻の使用などもあるようです。

ただ薬物を使用するだけではなく、精神状態が不安定になり、暴力的な行動にでるなど、そこから様々な諸問題が発生しているようです。

しかし、小さな子供達は底抜けに明るい笑顔を見せてくれます。

その場所で生活している人達からも暗い表情はなく、非常にいきいきとしているように感じられました。

以前インドで貧困地帯を訪れた時とはそこの部分に大きな違いがありました。

フィリピン人の明るい性格は貧富の差に関わらず健在しているようですね。

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今回の訪問で思った事〜本当の幸せって何?〜

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セブにもこんな大きなスラムエリアがある事は今まで長い間セブで生活していて知りませんでした。

悪臭は漂い、白濁した大きなドブがあり、ものすごく狭い場所に1つの家族が生活しています。

この問題の原因には様々な要因があると思います。

確かに、フィリピン人の性格的にのんびりやで少し怠惰な部分もその1つではありますが、フィリピン政府にも原因があります。

フィリピンの人とフィリピンの政治の話をしてみてください。

すると、「汚職」、「賄賂」、「権力濫用」などネガティブなワードをたくさん聞くと思います。

セブ市内の繁華街や都市開発は政府ではなく、ほぼ全てフィリピンの財閥によって行なわれています。

もちろん政府はこのようなスラムエリアに対して何か施策を講じるわけがありません。

むしろ、来年から道路拡張により、そのスラムエリアの半分が工事現場になってしまい、住民の人達はまた新たな住居を探さなければならないと話していました。他にも家賃1000円程で借りれる場所があるのでしょうか…

しかし、そんな状況下で生活している彼らには活力や元気がありました。

もちろんこのような環境で生活している事に対して満足しているとは思いませんが、家族がみんな1つの場所にいてにぎやかに楽しく生活できるという事だけで充分な幸せを感じているのではないでしょうか。

7人の子供を持つお母さんとお話させていただいた時にそのような事を感じました。

そのエリアの人達の中には、日本のように生活苦やストレスから自殺する人は1人もいないと思います。

別に日本を批判するわけではないですが、あれだけモノに溢れていて、夏は涼しい部屋、冬は暖かい部屋で生活をし、蛇口をひねれば綺麗な水や温水が流れて…何もかもが生活環境においては世界トップクラスです。

が、間違いなくフィリピン人のスラム街に住んでいる人達よりも表情は暗く、活力はないですよね。

幸せになる手段のために毎日死ぬ気で働いて、いつからか手段が目的化し、自分がいったい何をしているのかわからない。

そんな状況が日本では起きているのかもしれませんね。

さて、本当の幸せとは何でしょうか?

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渡辺 淳

渡辺 淳

明治大学5年半。就活を中断し、フィリピン留学/フィリピンでインターンを経験。帰国後また就活。2014年から社会人予定。「思考停止」をせずに考える事の重要性を伝えていきたいと思います。 渡辺 淳の詳細プロフィールページ
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