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【波乱の幕開け】
関空でなんとか飛行機に間に合った僕は、大いなる期待と不安を抱えながら、マニラ向かうの空の上にいた。これからどんな日々待っているんだろう?もうしばらく日本には帰らないのか….
そんなことを考えていると、きれいなお姉さんを連想させる透明感のある機内アナウンスの声が耳に入ってきた。長々と色々言っていたが、どうやら飛行機の出発が遅れた影響で到着が30分程度遅れるのだとか。
悪い予感がした。
「乗り継ぎ間に合うかな…」
乗り継ぎ使える時間は1時間30分。そしてこの予感は的中することとなる。
最終的に飛行機は1時間の遅延、荷物をうけとり外にでるまでに30分弱。そして何よりも最も大きなミスは、乗り継ぎの飛行機が違う空港発だということに到着直前に気づいたこと。
あぁ…、完全に乗れない。
19時をすぎ、外は完全に夜。
まずい。
ここからはもう必死。
警備員の人に「飛行機に遅れた!新しいチケットがほしい!助けてくれ!」と懸命に助けを求める。多分「Help me!! Help me!!」とひたすら叫んでいた気がする。すると、面倒臭がれながらも、どこかに電話をかけてくれている様子。少しすると電話は終わり、「OK」だと。
いや、何がOKなんだ!?
とにかく待っていろというので、しばらく待っていると、車が1台やって来てそれに乗れとのこと。言われるがままに車に乗り込むと、車内は運転手と日本語の達者でおしゃべりなフィリピン人が1人ずつ。日本語が通じるということで、つかの間の安心。しかし、こいつはオレをどこに連れて行くんだ?空港の警備員の人が呼んでくれたので、変なやつではないはず…
しばらくすると、飲食店が立ち並ぶにぎやかなエリアの中でひっそりとやっている何かのショップらしき前で車が止まる。どうやらここらしい。そこは、本当にこんなところで航空券のチケットが買えるのか疑いたくなるようなたたずまいであった。しかしながら陽気なおじさんの通訳のおかげで、翌日早朝のフライトを無事購入。それから、ドライバーと陽気なおしゃべりおじさんには言われるがままに料金を支払い、笑顔でさようなら。あとで気づいたがことだが、なかなかボッタクリ料金だった。
荷物が心配だったが、チケット売り場のおばちゃんが「大丈夫、大丈夫」というので、チケット売り場の待合室のソファーで仮眠をとった。なんとも落ち着かない、不安な夜だった。翌日早朝無事セブ行きの飛行機に乗り、なんとか目的地の語学学校に辿り着き、フィリピン留学生活をスタートさせた。
大失敗のスタート。
いきなり、ネタができてしまった。
教訓
・LCCの乗り継ぎには十分な時間をとること
・乗り継ぎの便がどこの空港から出るのか、確認を怠らないこと
どちらも本当に当たり前のこと。
【フィリピン留学で得たこと】
①英語を話すことに抵抗がなくなったこと
自分が英語ができないことはオーストラリア短期留学の時によくわかったので、開き直ってとにかく英語で話まくることにした。別に「誰が綺麗な英語で話せるのか選手権」をしているわけじゃないし、むしろ英語を学びに来ているんだからと。マンツーマンのリーディングの授業はスピーキングに変更してもらうなど、とにかく話すことに重点を置いた。また時間を見つけては現地で仲良くなったフィリピン人の友達と遊びに出かけた。フィリピン人の友達と遊びにでかけることは、大いにモチベーションの維持に貢献した。
反省点としては、授業以外での勉強時間が少なかったこと。
最高の仲間と、誘惑だらけのセブの街に、自分の勉強しようという意志を持っていかれることが多々あった。もし2回目行くなら、ぜひ田舎の語学学校を選択肢に入れたい。
②一生の友
何よりもこれが一番大きかった。かけがえのない財産。
先日も、結婚式に呼んでもらったり、韓国で2年ぶりの再会を果たしたりと多くの人と関係は続いている。寝食をともにしそれぞれが志を持ってともに勉強する語学学校の環境は、人と人との繋がりが深くなりやすいと思う。
沖 匠知
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