休学経験者が当時の経験や考えを語る共同ブログ
オーストラリア短期留学で学んだ4つのこと
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ここでは、英語が全然ダメだった僕が大して英語力を伸ばすことなく、オーストラリア短期留学で何を学んだのか書いていきます。

 

 

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【僕の英語力】

 

英語が全然ダメってどのくらい?ってことで、それを象徴するエピソードをひとつ。

 

オーストラリアで僕を5週間泊めてくれるホストと初めて対面する日。
どんな家族が来るのかワクワクしながら待っていた。3歳くらいのカワイイ男の子連れの体格のいいパパが現れた。彼は僕を車に乗せ、自宅に向けて車を走らせながら日本から遥々やってきた僕にこの世の言語とは思えない言語(英語)で様々な質問をぶつけた。丁寧に学校の行き方も教えてくれた。しかし…全く理解できない。こんなにも聞き取れないものなのかと困惑した。

 

その日の夜。
ホストファミリーとの最初のディナー。大皿にソーセージやサラダが豪快に盛られて出てきた。どれも日本で見るそれとは違い、どんな味がするのだろうとワクワクしながら次から次へと口の中に放り込んだ。会話はどうかというと、相変わらず何を聞かれてもさっぱり。ギリギリ聞き取れる簡単な単語でのやり取り。極めつけは、お皿に盛られた料理をほぼ食べ終わった僕へのこの質問。

 

パパ「Are you enough?」
僕「…イナ?」
パパ「Full?」
僕「…フ?」

 

お腹をさするジェスチャーをしながら何度も何度も「Enough?」「Full?」と言ってくれてようやく理解した。確認のために紙にも書いてもらった。

 

ショックだった

 

いやいや、メッチャ簡単な単語じゃん!中学生で習う単語やし。そりゃー英語は苦手だし全然ダメだけど、一応中・高と6年間勉強してきたよ。大学受験だってしたし。で、その結果がこれ?いったい今まで何の勉強してきたん?

情けないやら悲しいやら、そこにやり場のない怒りも少し混じった複雑な気持ちだった。

 

 

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【オーストラリア短期留学で学んだ4つのこと】

 

①英語でコミュニケーションをとれる喜びって半端ない!ってこと

知っている単語を言っても発音が悪く通じない、相手が話していることも全然わからない。
そんな中、しだいに慣れていき少しずつ通じるように、聞こえるようになっていった。日本語なら何の喜びも生まれないであろう些細なやりとりでも、英語で意思疎通できた時の喜びは格別だった。

こんなにも嬉しいものなのかと、喜びを感じている自分に驚いた。
それと同時にもっと英語を話せたらもっとおもしろいだろうなと強く思った。

 

 

②話せなくても通じるモノがあるということ

少しずつ英語力が向上してきたものの、相変わらず一緒に留学に行ったメンバーとの中では最低レベルのものだった。じゃぁコミュニケーションが誰よりも取れなかったかといえば、そんなことはなかったと思う。

体全身を用いたオーバーなリアクションや、極限までに表情筋を働かせて作った喜怒哀楽の表情(変顔?笑)によるコミュニケーションは、想像以上に通じるモノがあった。

こういうのって世界共通だったりするのかもなぁと漠然と思った。

 

 

③ワーキングホリデーという選択肢が持てたこと

ある日、街をぶらぶら歩いていると日本人とすれ違った。
「あ、日本人の方ですか?」「日本人、日本人!」じゃぁ飲みにでも行きますか!ということで一緒に飲みに行くことに。
話を聞いてみると「わーほり」とかいう制度でオーストラリアに滞在しているとのこと。なぜワーホリをしているのか、今どんな生活をしているのか、今何を思っているのか等、色々聞いた。

その人は人生をとても楽しんでいるようにみえた。

 

 

④「異なる価値観」が持つインパクト

晩になると、ホストマザーが僕によく色々な話をしてくれた。
家族観や仕事観といった身近なことから、国の抱える社会問題や政治観まで話題は多岐に渡った。

 

「日本人はどうして家族を犠牲にしてまで働くの?どうして家族を大事にしないの?」

「日本人男性はどうしてロマンチックじゃないの?私の旦那は毎日私に花をプレゼントしてくれたわ♪」

「オーストラリア人は教育の重要性を理解していない。その点、日本は素晴らしい!」 etc…

 

衝撃的だった

 

「異なる価値観」を持つ人々と、彼らの生活する場所で、彼らが普段話す言葉で。

当然難しい単語も頻出なので、辞書と紙とペンをフル活用して話を聞いた。今思えば英語力の低い僕に理解してもらえるように話すのはかなりの労力を要したと思うが、丁寧に説明をしてくれた。彼女にはとても感謝している。僕に新しい世界の一端を見せてくれた。

異文化交流が大事だとか、異なる価値観を認めることが大切だといったことは、オーストラリアに行く前に何度も耳にしたことがあった。
異文化交流とまではいかなくとも、異なる価値観に触れることなんて普段からよくしていることだと思っていた。

同じ大学に通う考えの違う人と話すことだって、立派な異なる価値観じゃないか、って。

確かにそうかもしれない。ただ、その時に感じたインパクトは今までに感じてきたそれとは全くの別物だった。

 

 

5週間で50万円。

ただ留学気分を味わうにはあまりに高すぎるが、人生を変えるにはそんなに高くない買い物だったと思う。

 

 

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沖 匠知

沖 匠知

兵庫県立大学の沖匠知です。 大学3回生終了後、休学。 1年目:10ヵ月間でフィリピン留学、ワーキングホリデー、世界一周 2年目:上海にてインターン→日本で就職活動(今ここ) 《一言》:後悔のない、盛大にワクワクする人生を送る! 沖 匠知の詳細プロフィールページ
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