【休学×インターンシップ】地域と野菜と私

お久しぶりです!神田外語大学4年の児嶋佑香です!

前回は、沖縄のゲストハウスでヘルパーをした経験について書きました。

【ゲストハウス×ヘルパー】新たな人と出会う素晴らしさ

沖縄のゲストハウスでヘルパーをした後は、NPO法人ETICが主催している地域ベンチャー留学というプログラムを利用し、茨城県常陸太田市の農家でこねぎのレシピ開発のインターンシップをしました。

地域ベンチャー留学とは、学生が日本全国の挑戦を続ける地域企業や、NPOでの新規事業・商品開発に携われる実践型のインターンシッププログラムで、春休みと夏休みに開催しています。

参加しようと思ったきっかけは、自給自足体験キャンプを通して農業に興味を持ったことや沖縄のゲストハウスで生活した時に、普段生活している家とは違う場所で一定期間過ごすおもしろさを知り、農家と関わることができ、地域での暮らしを体験できるこのプログラムに応募しました。

私がインターンシップをしたのは、茨城県常陸太田市にある栗原農園です。

栗原農園は、こねぎを中心に生産している農家だったのですが、こねぎは、薬味として使われることが多く、一般家庭ではなかなか消費されないことが課題でした。

そこで、こねぎをふんだんに使ったレシピを考え、こねぎの消費量を上げることが私に課せられたミッションでした。

こねぎの種をまき終わったところ

こねぎの種をまき終わったところ

こねぎを使ったレシピを考える

プロジェクトは4週間
スケジュールはこんな感じです。

1週目 こねぎの生産体験

こねぎはハウスで栽培されており、こねぎの苗植えから収穫までを同じ時期に行えるため、こねぎの苗植えからこねぎの収穫までの過程を全て体験することができました。

こねぎの苗植をする時に苗を傷つけてしまうことも多く、なかなか大変でした。

こねぎの長さをそろえたり、いらない部分を切ったりという選定作業もすることで、収穫してからそのまま出荷するのではなく、お客様が手に取りたくなるような見た目にすることも農家の仕事なのだと改めて感じました。

長ネギ

長ネギを束ねているところ。インターンシップ中は、こねぎだけではなく、長ネギの収穫やサニーレタスの苗植え、収穫などもしました。

1日身体を動かした後に美味しいご飯を食べ、布団に入る瞬間が最高に幸せでした。

 

2.3週目 試作

1週目でこねぎがどのように育てられ、店に並ぶのかを知り、そのこねぎを主役にするレシピを考えました。

たまねぎの代わりにこねぎを使ってタルタルソースを作ってみたり、こねぎを茹でて、サーモンとアボカドと和えてみたりと色々な試作品を作りました。

近所の人や会社の人を私の滞在場所に呼んで、試食会もしました。

 

4週目 レシピブック作成

こねぎのレシピだけではなく、保存方法や栄養も書いてレシピブックにしました。

朝市で野菜を売った時に一緒にレシピブックも配りました。

レシピブックは私の活動期間終了後に改良を重ねて、完成したのですが、作成過程に関わることができたのは貴重な体験だったと思います。

 

開かれた家っておもしろい

滞在場所は、地域の人を巻き込みながら創作活動をしているアーティストの家でした。

私は、アートというと、専門的で一般の人には敷居が高いイメージだったのですが、鯉のぼり祭りで使った鯉のぼりを使って、地域の人と一緒にトートバックやクッションなどを作るその人を見ていたら、アートというのは誰もが楽しめるものなのだと感じました。

また、地域の子ども達と一緒に木を使って旅する家をプロデュースするアーティスや大工さんもいて、子どもと大人が一緒になって何かを作り上げる活動っていいなと思いました。

ちょうど茨城県の県北で行われる県北芸術祭の準備をしている最中だったこともあって、様々なアーティストが泊まりに来て一緒に鍋をするのもとても楽しかったです。

この時に人の出入りがオープンな空間に存在する可能性に気づかされました。

 

地域での生活っておもしろい

また、近所の人にごはんに呼ばれることもあり、都会にはない、地域ならではの人との繋がりのおもしろさを知りました。

休みの日に田園風景をを眺めながら自転車でスーパーに行くのも気持ち良かったです。

滞在場所に着いた初日には、こんなことがありました。

真っ暗であたりが見えなくて、家の場所がどこかわからなくなってしまいました。

普段私は、外灯のある場所で生活しているので、暗くなって周りが見えなくなるということを全く想像していなかったのです。

「本当の夜とはこういうものなのか」と気づかされました瞬間でした。

外灯は便利だけれど、それに慣れてしまうとそれが人間の作り出しているものだということを忘れてしまいます。
たまにはこうして本当の夜を感じるのもいいなと思いました。

 

このように、農作業やレシピ開発だけではなく、地域ならではの暮らしも楽しめた4週間でした。

 

休みの日には大子に行って滝を見たり、しゃもを使った親子丼を食べたりと茨城での生活を満喫しました。

しゃもの親子丼

しゃもの親子丼

 

この経験を通して、もっと野菜の生産に関わりたいと思った私はその後WWOOFという仕組みを利用して、北海道の農家に滞在します。

次回は北海道でのWWOOFの経験について書きます。

【休学×WWOOF】携帯の電波より山菜採り!

 

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児嶋佑香

児嶋佑香

神田外語大学外国語学部国際コミュニケーション学科4年。 三年次に一年間休学し、ゲストハウスでヘルパーをしたり、農家に滞在したりしていました。 児嶋佑香の詳細プロフィール