キューバンルール
前回記事はこちら。【休学×キューバ旅】幸せとは?
前回のキューバ編で旅のテーマ「幸せについて考える旅」の答えが見つかってしまいました。
それほどにキューバは濃かったのですが、旅人でもあまり訪れる人の多くないキューバなので、
もう少しお付き合いを!!

今回はキューバのサンタクララとトリニダーという町で、
とあるキューバ人達を見つけるために孤軍奮闘していたお話をお届けしたいと思います。
話は遡り、出国前。
世界一周に向けてアルバイトをしていました。
アルバイトをしながら旅に向けた準備を進める日々。
そして旅のプランニングで1、2を争うほどにどうしようかと思った国がキューバ!
とにかく出入国等のルールがややこしい!
ビザの代わりになるツーリストカードを取得しないといけない。
日本で取得するか、キューバ行きの飛行機内で入手する。
でも飛行機内でもらえるかどうかは不明。(僕は日本でGETしました。)
アメリカの保険だと入国できない。だから日本の保険に入っていかないといけない。
アメリカのでもいいが、キューバでは別保険に加入させられる。
ネットがない。
いや、あるにはあったんですけどね。
ホテルぐらいにしかなかったです。しかもめっちゃ遅い有線のもの。
そしてWifiなんてない!だからキューバに入ってしまったらネットが使えない。
そうなると現地で格安チケット購入もできないから、事前にキューバアウトのチケットも購入して行かないといけない。
ゲストハウスもほぼない!
泊まるのはホテルかcasa particularという一般の家に宿泊するスタイル。
そしてキューバドルとキューバペソというダブル通貨!
英語もほぼ通じない!
そんな他のどの国とも違うキューバだからこそ、とにかく情報が必要でした
が!なんとバイト先の先輩にキューバに行ったことのある人がいました(笑)
キューバの先輩
何と幸いなことに身近なところにキューバ経験者がいました!
キューバ渡航経験者って世界一周の人でもなかなかいないんですよ。
だから身近すぎて驚きましたね(笑)
そしてその先輩は7年前にキューバに行ったらしく、色々と情報を聞けました。
それと「指令」も。
「この7年前に撮った写真の人たちに写真渡してきてや。」
Mission Impossible in Cuba
そうしてキューバでの人探しというミッションを携えての旅がスタートしたのでした。
名前も住所も分からないので手がかりは写真のみ。
サンタクララ編
バラデロというリゾート地からスタートしたキューバ旅でした。


めっちゃ海が綺麗な町です!
たぶん夫婦やカップルで来ると最高です!
僕は一人でした!!

そんなリゾート地バラデロからサンタクララへバスで移動。
しかしチケットを買ったもののバスが来ない。
どうしようかと思っていると「タクシー、シェアしてサンタクララ行かないか?」
そう声をかけてくれたのはサンタクララで医者をしている彼女連れのキューバ人男性でした。
料金も変わらなかったのでタクシ―に乗ることに。
道中のタクシーの中で「ところでどこに泊まるんだ?」とキューバ人男性
「それがこの写真の人がホステルをやってるらしいから着いたら探すよていだ。知ってる?」
といってもサンタクララの町は広く、この日は適当に宿を取って何日かかけて人探しをするつもりでした。
「あぁこの人知ってるよ。家の近くに住んでるよ。」
なんとタクシーで乗り合わせた人が知っていました!!!
しかも彼の家から10mほどしか離れていないご近所さん!!!
もしこの日の旅立ちでなかったら、違う時間のバスだったなら、もしバスが来ていたら。
一つでもかけちがえば起こらない奇跡的な出会いでした。
サンタクララでの探し人はホステルを家族で営んでいる一家でした。
写真を渡すと先輩のことを覚えていると。

当時は2012年ということで東日本大震災について、世界中の人から聞かれたがここのお父さんとも
そんな話題を踏まえた日本のことについて話しました。
キューバに来てからスペイン語ができないのと、外国人ツーリストも見かけないため
1人でずっと過ごしていたが、久々に人と話せてホッとしたのを覚えています。

そして先輩宛の手紙も預かり、次の町トリニダーへ向かうこととなりました。
トリニダー編
サンタクララからバスで移動して次はトリニダーという町へ。
この町ではサンタクララの様なことは起きず、足を使っての捜索となりました。
しかし英語が通じないため、身振り手振りと写真とスペイン語の単語を使ってタクシーの運転手やお店の人、通行人など
に片っ端からあたる始末。

数日間色んな人に聞いたものの情報は全く得れなかった。
「この町では無理かも。」
そう思いながら通行人のお兄さんにいつも通り写真を見せながら聞いてみると
「あぁ全員知ってるよ。」

なんとまた奇跡が!!!!
そして彼の案内でおばあちゃん。

お姉さん。


7年前と同じポーズをリクエスト(笑)

彼のおかげで無事写真を渡すことが出来ました!!
そして彼らもまた7年前の先輩のことを覚えていました!!
観光だけでもキューバは楽しめたでしょう。
でもこんな無謀ともいえるミッションを授けてくれたおかげで、なかなかできない貴重な体験をキューバ人を交えながらできたことにとても感謝しています。
その後のキセキ
前回の記事で少し出てきたハバナのルーニーとフーリオ


彼らのおかげでハバナライフも最高に過ごせました。
しかし実はハバナでは日本人は僕だけという状況。
キューバ旅の特徴の一つとしてcasa particularとう一般の家に宿泊するスタイルのために宿で他のツーリストと会うことがない。
また渡航時期がホリデーより若干早かったために、キューバの2週間はほぼキューバ人と過ごしていました(笑)
しかしながら、ハバナではこのキューバ人2人が毎日ごはんや遊びに誘ってくれたおかげで最高に過ごせました!
ある時彼らになぜ日本人の僕をこんなに面倒かけてくれるのか聞いてみたことがありました。
「1人でいたからさ。」
他の人をほっておけないキューバ人らしさが感じれる言葉かと思います。
そしてこんな国では孤独死なんか無縁じゃないのか。なんてことも感じました。
裕福なのに心が貧しい国。一方で裕福ではないが心が豊かな国。
東南アジアのバックパッカー旅で休学と世界一周の決意が生まれた僕ですが、キューバとの出会いは更に日本の何かしらの歪みを再認識させられました。
そしてキューバの出国が間近になった時に彼らからメールアドレスをもらってキューバを出国したのですが、残念ながら文字が間違っていたみたいで不通となりました。
キューバ出国から約4ヶ月後のエジプトはダハブ。
ここで世界一周西回りの同い年の旅人に出会いました。
彼はその後キューバへ渡航するとのこと。無謀だとは思いましたが、彼に僕からキューバの友人2人へ僕のメールアドレスが書かれた手紙を渡しました。
「もしハバナで見つけたら渡して!」
キューバで奇跡は3度起こるのです。

次回記事はこちら。【休学×ドイツ旅】カードトラブルからの強制帰国
宮崎 健太
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