最近朝晩が特に寒くなってきて、もうすぐ本格的な冬になりそうですね。
寒いのが苦手な私は、毎朝ふとんと格闘しています。
季節の変わり目ですので、みなさまお身体にはお気を付けください^^
さて、今日は丁度一年前に行っていたフィンランドでの経験について書こうと思います。
ちなみにトップに使っている画像はフィンランドの中学生です。大人びすぎていて、初めて会ったときびびりました笑
なぜフィンランドに行こうかと思ったかについては前回の記事
そうだ!フィンランドに行こう!ー実体験する意味ー
を参照してください^^
というわけで
記事を読んでほしい人
・教育!に興味がある人
・フィンランドってムーミンとマリメッコ以外に何があるの?と思った人
・海外の教育事情を知りたい人
です。
びっくり!フィンランドの学校
私はフィンランドの片田舎、コウボラ市の郊外にある中学校をメインに、日本の文化紹介をしながら、英語の先生のアシスタントをしていました。
フィンランドは一時期PISAで世界一の点数を誇っていたので、教育に興味のある方なら一度は耳にする国だと思います。
さて、先生はどんな熱心にどんな授業をしているのだろうと思っていました。
授業が始まる30分前、職員室のドアを開けると、、、
誰もいない・・・
15分くらい前になってちょろちょろと姿を見せ始める先生方。
本当にこれにはびっくりしました。
他にも、空きコマにはスーパーに買い物に行ったり、
午前で持ち授業が終わりの先生はそそくさと帰る。
日本の学校の公務時間とは概念が違い、自分の授業を最善の形で行えば、あとは自由なのです
ちなみに職員会議も存在するのですが、私が行っていた中学校の場合、火曜日の1時間目に行っていました。
つまり、火曜日は、生徒は2時間目から授業が始まる状態だったのです!これまたびっくり!
先生にこれについて伺うと
「教師としての時間も大事。だけど家でコーヒーブレークしたり、家族と話をする時間もとても大切。この時間があるから仕事もがんばれるのよ!」とのこと。
これこそ、最強のワークライフバランスですね。
実際私のホストマザー(中学英語教師)も、自分の授業の時間割通りに生活していて、お昼までで授業が終わりの時には、お昼から友だちとお茶しに行ったり、犬と長い長い散歩に出かけたりしていました。
フィンランドではほとんどの女性も男性同等で働いています。
ですが、さすが福祉大国でもあるフィンランド。労働環境は素晴らしい。
男女平等という観点から言えば、保育園のお迎えでも、お父さんとお母さんの割合が半々くらいでした!
もちろん、これが実現できるのは、
公務員の割合が異常に高いこと。
キリスト教の考え方
などなどたくさんの要因はあります。
ですが、日々暖かな幸せ、そして、ほっとする時間をしっかりととれている
フィンランドという国から学ぶべき姿をたくさん見せてもらいました。
さてさて、次回は、フィンランドの教育がなぜすごいのかについて
文献からだけではわからなかったことを「信頼」をテーマに書いていきたいと思います。

山田 明季

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