休学経験者が当時の経験や考えを語る共同ブログ
【フランス留学】通用しない”本音と建前”【コミュニケーションの大きな壁】
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こんにちは、ずいぶん更新してなかったです。

私が住んでいるのは、フランスとスイスの国境に近いところで、アルプス山脈がすぐそこで冬は極寒の地!

…のはずですが、幸か不幸か、今年は日本のほうが寒いくらいˆˆ;

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今回は、フランスに来て半年、こっちで感じるコミュニケーションの壁について書きたいと思います。

言語が違うから壁があるのは当たり前だし、まだまだ未熟な私の言語力ではうまく伝わらないことが多くて普通。でもそうじゃなくて、もっと根本的な、国民性とか育ち方から生まれた問題で最近困っています。※この問題の感じ方にはたぶん個人差がありますので、一個人の意見として読んでください。

 

日本人とフランス人は何が違う??

私たち日本人は「和」を大事にするように教えられてきて、どんな小さなコミュニティのなかでも調和を大事にすることを求められます。集団主義の典型ですね。自分自身にこの集団主義の気質を色濃く感じています。

それに対してフランスは「個人の幸せが全体の幸せ」なので、自分の意見をはっきりと言うことを求められます。自分が幸せであることが前提で色々な関係が成り立っています。個人主義です。でも決して利己主義でありません。(たまにそうゆう人もいるけど…笑)

 

この違いは日常生活にどんな影響が?

例えば昼ご飯にサブウェイかケバブどっちにする?
となったとしましょう。

私は「最近野菜食べてないしサブウェイがいいな」と考えます。でも、(この前友達はケバブ食べたいってゆっていたし、 たぶんケバブだろうな?)という思考回路をたどって

私「どっちでもいいよ!」or「ケバブにしよう!」という答えにいたります。

「サブウェイがいい」という自分の意見はまず抑えて、相手の望んでいる事を考えます。無意識的に。そしてこれはまた、相手にもその思考回路があることが前提です。だからその後何回かやり取りがあって、「結果的にはサブウェイになるかもしれない」ということを予想しての返答です。日本でいれば当たり前の思考であり、返答だと思います。

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ところがフランス人にはこの思考回路は存在しません。こっちのことなんか考えちゃいません。笑

自分の望むものを言い、それが相手と違っていても問題ありません。つまり、私が「サブウェイ」といって友達が「ケバブ」といった場合、

「じゃあまた後でね(○´ω`○)ノ」

という結果になります。

その時「(え?みんな一緒に食べないの?)じゃあケバブにする!」なんて簡単にゆうと、
「え?なんで?サブウェイが食べたいんじゃないの??(・ω・^) 」
と必ず問われます。グループ意識を自分の食べたいものよりも優先している私に対して、自分の食べたいものがグループでいることよりも優先であるフランス人であるからの結果です。

 

フランス語には「いや、やっぱり…」なんて言葉は存在しない

前にフランス語の先生に「”やっぱり”ってゆうフランス語はないよ」といわれたのが今になってちょっと理解できました。フランス人は自分の意見をちゃんと言うから、意見を簡単に変えるということがなく、意見を変えるときはそこに至るまでの説明がちゃんとあります。実際、小さいころから自分の意見をはっきり言うように育てられるそうです。欲しいものは「欲しい」、いらないものは「いらない」と、相手が親や家族でなくともはっきり伝えなさいと。
断ることを美としない日本とは大違いです。

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私たち日本人は「やっぱり」と言った相手に対して、それ以上の理由を求める事はあまりありませんよね。「やっぱり」という言葉のおかげで、他の人の意見に合わすことが簡単にできます。集団主義の日本では「和」を乱さないために意見を変えることが度々求められるから、その時ありもしない背景を勝手に含くむことができる「やっぱり」が生まれたのかもしれません。

 

こうゆう積み重ねで「調和」を守る反面、「自分の意見」を欠落させる原因かもしれません。

「自分の意見」がはっきりさせないことに慣れると、必然的に「自分の意見」が分からなくなります。そして、自分が選んだ進路でも周りに流されているのかもと不安になったり、自信を持つのを難しく感じたりするのかなと思います。

 

少し脱線しましたが、こんなふうに昼ご飯の話ならいいんですが、もっと大事な話や、お金が関わってくるときは慎重に返答しなければいけません。

 

渡仏前に異文化間コミュニケーションという授業でこのことについて聞いた時、「本音と建前」の建前の部分がないなんて「分かりやすくていいじゃん!」なんて簡単に考えていたけれど、日本人である私は「建前」という概念を無意識的に持っているので、相手の返事は建前で「本音」は別にあると無意識的に探してしまいます。

また反対に、相手にも本音の部分を読み取る能力があるという前提で、回りくどい言い方をしてしまいます。後者は自分のしたい事をそのまま伝えればいいので、意識すれば大丈夫ですが、前者、「相手の本音を探す」のは無意識で行っていることなので、なかなかやめることができません。「これ以上の意味はない」と考えても、やっぱり本音を探してしまいます。

 

 

「この土曜日はまだ引っ越しの片付けの続きがあって、来てもいいけど君にとって面白くはないと思うよ。」と言われると、

「私が居たら邪魔かな_行かない方がいいのかも。」と聞こえるし、

 

 

「ちょっと飲まない?」

「まだご飯食べてないからその後でもよければ」と言われると

「それだと寝る時間が遅くなるから、今日はやめたほうがいいってことかな」と考えます。

 

 

「いつでも暇なとき遊びに来ていいよ!」

「いつでもってゆうけど、2週連続なんてきっと迷惑でしょう?」

文章化すると日本人ってめんどくさいな。笑
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結局なにがいいたいかというと、フランス人がいいといったらいいんだということです。

時に、遠慮することが失礼にあたる時もあります。

自分の意見しっかり伝えて、対等なコミュニケーションがとれるよう日々精進します。

ではまた!

 

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真部 暁代

真部 暁代

香川大学からフランス留学へ。 フランス語はもちろん英語もできない状態で、現地の大学へ留学しました。 そんなフランスで感じた事、経験、自分の変化を記事にしていきたいと思います。 真部 暁代の詳細プロフィールページ
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