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大学の長期休みが明けて、「休み中何してたー?」なんていう他愛もない会話をする。
その中に、「夏休みにバックパッカーしてきて、人生変わった!」なんていう人がいたりしないでしょうか。
僕のクラスには、長期休暇の度に東南アジアやインド、ヨーロッパなんかを周ってくる強者がいました。
しきりに繰り返される、「どこどこに言って価値観変わった!」なんていう言葉になんとなく違和感を覚えているけれど、自分は実際に海外に行った経験なんてほとんどない。でも、ちょっと行ってみたいかもっていう気持ちはある。
今回の記事はそんなあなたに向けて書きました。
前回の記事はこちら ⇛ 「よく考えたら、俺英語とか全然話せないじゃん。」
【海外に行ったからって、価値観なんて変わらない】
20年近くかけて形成されてきた自分の価値観が、海外に行ったくらいで変わるなんて…。
アンコールワットを見たくらいで変わる安い価値観なんて…。
少なくともマルタに行くまでは、そう思っていました。
ただ、前回の記事にも書いたように、僕の価値観はマルタで大きく変わりました。
違う国で、違う言葉を話す人達や、日本とは違った文化に触れる。
海外に行って何かを感じる時・考える、誰もが自然と、日本のそれと比較しますよね?
トイレにお尻を洗うシャワーが付いているのを見て、こういう文化もあるんだなあと感じたり、草木が生えない荒れ地を見て驚いたり、水不足のせいでシャワーを浴びられる時間が制限されていたり、ご飯の味が薄かったり。商店に行けば、人と人との距離が近いなあと感じたり、その道すがらに猫が多いことに気付いたり。
全てが、無意識のうちに「日本」と「海外」を比較して感じたものでした。
自分が見たことのないものを見て、食べたことのないものを食べて、肌で空気を感じて。
それだけで自分の世界は大きく開けるし、価値観なんてコロっと変わってしまうような気がした。
【日本に帰ってからも、まだ旅をしている】
旅をした後(僕の場合は短期留学でしたが)は、日本の見え方が変わったりもする。
これについてはまた後々、世界一周後の話をする時に詳しく書くけれど、今まで目に留まりもしなかったようなものに目が行ったり、海外ではこうだったよな…なんて考えることも少なくはない。
違う世界を知ったことで、より高いところから物事を見られるようになった。
今までと違う考え方があることを知り、もっと深くこの世界を知りたいと思った。
昔日本で働いてた人、アラフォーでバケーションを使って英語を学びにくる人、一度社会に出てから大学に入り直した人、自分のやりたかったことをやってきた人。
国籍問わず様々なバックグラウンドを持っている人たちから刺激を受けて、綺麗な海に衝撃を受けて、自分の英語のできなさを痛感して、全てを消化しきれないまま最後の日を迎えて。
それでもまだ、休学に踏み出すことをためらっていた自分がいたのもまた事実。
それとなく、「やりたいことあるから休学しようか迷ってるんすよね」なんて相談して返ってきた、
「やりたいことあるならやればいいじゃん?」なんて無責任な一言が今の自分をつくっているのも事実。
この経験がなかったら、このブログを書くこともなかったのかもね。
それくらい大きく自分の人生を変えた体験でした。
何かを求めて見切り発車で飛び出した海外が、こんなふうに大きく価値観を変えることもある。
英語が喋れないとか、お金がないとか時間がないとか、そんなのどうにでもできるから。
ちょっとでも海外に行ってみたい気持ちがあるなら、旅でも留学でも思い切って行ってみてほしい。
価値観が大きく変わらなくても、何か絶対に変わるから。
それでその結果報告を休活BLOGでしてみる…なんていうのも面白いかもしれませんね。
マルタ留学編は今回でお終いです。
フィリピン留学が流行っているこのご時世に、人とはちょっと違ったところに行ってみたい!なんて考えている人がいたら、気軽に相談してみてください。力になります。
次回は、休学中の就活(2回目)について書こうと思います。
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