休学経験者が当時の経験や考えを語る共同ブログ
10.【アフリカボランティア⇒自信喪失】帰国後、就活、そしてこれから。
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前回記事はこちら⇒9.【HIV・結核・マラリア】伝染病という命を蝕む病気たちinモザンビーク

前回までの記事では、私がなぜ休学を意識し、実際に休学して何をして、何を感じてきたかをつづってきました。
そんな10回続いた(一つは番外編)記事も、今回でひと段落となります。
今回は、海外での生活を終えて帰国してみて、自分がどう変わって、就職活動を迎え、これからどうするのかを共有できたらな、と思います。

◆帰国後の自信喪失。さらなる迷い。

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(帰国後の成田空港!)
ボランティアを終え、アメリカのNPOに戻り事後研修を数日終え、ペルー旅行して日本に帰国。
帰ってきた当時の私と言えば
・黒い
・デブ
・身なりが汚い

というなんともまあアフリカナイズというと失礼ですが、長らく外見にとらわれないところで生活していた人の姿をしていました。

そして、もうひとつの変化が

自分に全く自信を持てない

というところでした。

こんなこと言えば「お前アフリカにいただろ!」と思われるかもしれないですが、私がモザンビークでしてきた仕事といえば数えられるくらいしかなく、①現地ボランティアに少しパソコン教えて②何人かの患者さんに会ったってことくらい。これらはどれも中途半端だったし、言葉の壁に打ち砕かれ、ストレスでひきこもるようになり、しまいには仕事をさぼって遊んでました。
そうです、これが私の言う”ボランティア生活“でした。
まったくもって誇れることをしてこなかったのです。

現地での生活に嫌気がさした私は、週末になると青年海外協力隊で派遣されていた人と遊ぶことだけを考え、淡々とした毎日を”過ごす”だけでした。
ろくに仕事もせずに。

そのためか、帰国した当初は
日本の女子ってなんであんなに白いんだ
細いくてかわいくて、服装もきれい。
自分が醜すぎて外出たくないわ…

とやんでました。リアルに。笑

そしてこの自信喪失が私にさらなる迷いを与えたのです。

進路どうしよう…

 

◆大学院、青年海外協力隊、就職活動

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(写真はイメージです。実際に見てみて素敵なところでした!)

進路を考え直そうと休学し、実際に夢だったアフリカの土を踏んで帰国したあたしはさらに悩んでしまいました。
医療というフィルターを通して現実を目の当たりにしてきて、自分がコミットしたい道がどこになるのか見当もつかなければ、もっと知りたい!もっと現地を見たい!そしてまだ社会に出たくない!という3つの欲が頭の中で行ったり来たり…。

大学院の情報を沢山調べて留学エージェントの門戸をたたき相談に行ったこともあれば、社会に出てしまうとこの気持ちを失うのが怖い…と大学院に行ってる方に相談したこともあります。
そして就職活動へのスタートは、帰国してからずっと切れずに秋を終えようとしていました。

結果、私が選んだ道は就職活動

・大学院に行くのには莫大な費用がかかるとともに、もっと実践的なものを学びたいと思ったこと。
・青年海外協力隊については、自分のモザンでの活動内容を見て、卒業後すぐに行ってもできることが限られていると思ったこと。
これらを理由に、この2つの道は選択肢からはずしました。
(今思えば理由をつけて逃げたに過ぎないんですけどね、特に前者。)

そして就職活動を始めたのが12月の半ばに差し掛かってからでした。
誰かから聞いたマイナビとリクナビにとりあえず登録して、とりあえずプレエントリー…
まあ、そんなとりあえずで身が入るわけもなく、モザンビークにいた時代に登録していたofferboxというサイトもだらだらと使っていました。

◆就職活動

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(実際のES。うっすらですが、アフリカアピールです。笑)

私が就職活動で重視していた点。
それはズバリ

海外に行くチャンスがあるかどうか

これに尽きます。
しかしその同じところに、
途上国×現地市場開拓を計画している×まだパイプが完成していないところ
という3つの要素をフィルターとして追加して後半は考えていました。
結果、エントリーした会社は
航空、商社、政府系、食品メーカー、製薬、外資メーカー、教育、IT
という全く異なる業界の10社でした。

これらの会社を受ける上で、腹をくくることにしていた私は
どこにも決まらなかったらアフリカ飛ぼう
という勢いで就活していました。
どこの会社のESにもアフリカのことを書いて、時には地図を印刷したり、装飾したりして
面接でも途上国途上国言いまくってた気がします。
そんな「こいつちょっと…??」ってくらいに、ブラジルとか中米とかアフリカとかで市場開拓がしたい!と主張していました。この就活が良いかどうかはわかりません。

でも、それにはそれなりの理由を持っていたのです。

いつか、アフリカのどこかの国でビジネスが開発援助を上回る開発のきっかけになってほしいと思っているし
その過程をそばで一緒に見ていたいと思ったから。

だから自分の目で現場のニーズをくみ取り、そこの市場を見定め、商品や案件を提供できるwinwinのサービスを生み出したいと思ってました。

そして、無事、製薬会社とご縁があり、来年の4月からはそこで働くことになるはずです。生きてる限り。笑
 

◆大学最後の半年をかけて、マラウイへ舞い戻る

Malawi

学生生活の締めくくりとして、最後の半年はマラウイでボランティアすることになりました。
今回は、知名度も高いJICAの青年海外協力隊事業を通しての渡航となります。
就職活動を比較的早く終わらせることができたので、どうしても後悔の残るアフリカに戻りたいと思っていた私はこのボランティアに応募。そして8月頭に無事合格通知を手にすることができました。
モザンビークで行った活動に似た「公衆衛生」という名目で、現地病院勤務してスタッフの育成や児童検診などの手伝いをはじめとする活動に従事してきます。

まだまだ私の道は始まったばかり。

現地からもマラウイをレポートする記事を書けたらなと思っていますが、私の休学を表すストーリーはこれで完結となります。
長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。
ご質問、ご相談あればいつでも連絡ください!
Twitter:@aki_peacemaker
Facebook:Aki Nakagami

マラウイ行ってきます~^^*

マラウイで続編書いてます!
こちらからどうぞ→【青年海外協力隊inマラウイ】アフリカでHIV/AIDSが広がる5つの例

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中上 亜紀

中上 亜紀

高校の頃からアフリカに憧れていて千葉大学を3年生の後期に休学し、モザンビーク行っちゃいました。好きなことは話すこと。好きなものは人。 現在はマラウイで活動中。 中上 亜紀の詳細プロフィールページ
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