休学経験者が当時の経験や考えを語る共同ブログ
【休学×卒業】休学からの卒業、その先にあるもの。
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ケイコーです。卒業論文の発表が終わり、この夏卒業できました。
夏卒業の卒業式は、留学生が多く、国際色豊かでした。袴にヒジャブをつけていた女性が印象的でした。

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研究室の4年生にお花もらっちゃいました。
突然先輩から同級生になった私を快く迎えてくれて、本当に感謝しています。

 

なぜこの時期?

休学の内訳を大雑把に説明すると、このようになります。

うつ病になり、休みながら必修科目の日のみ登校

4年生に進級し、研究室配属

大学院試験に落ちる。

研究室のみ休んで3年次に取れなかった科目の授業を受ける。

手続き上、正式に休学。公務員講座のみ受ける。

限界が来たので実家で長期静養

研究室に復帰。就職のことは置いておいて卒業にのみ集中

卒論発表が終わった イマココ!

本来ならこの回でうつ病になって休むまでを書くつもりでしたが、また別の回に。

 

休学が卒業に与えた影響

休学といいますが、私はかなりずるずると登校しており、「休む」ことはしていませんでした。書面上で正式に休学して授業と研究から離れても、生協主催の公務員講座に通う時期がありました。
実際振り返ってみて「休」んでいたのは発症してから3週間ほどと、公務員講座に通えなくなってから約半年ぐらいです。

正直な話、結果論になりますがもっと自分の状況を正しく判断して、休むことに集中していれば2年間も遅れずに済んだのではないかと考えます。
ですが、当時の私の心理状況を振り返っても素直に休むことができなかったのは、仕方なかったと思います。とにかく遅れを取りたくない!という気持ちが強かったからです。休学をするということは、体を休めること、治療することと同時に、自分に染みついた考えの癖、スキーマを変える機会でもありました。そういった目に見えないものを変えるためにこんなに時間がかかったとも考えられます。

休学してよかったかどうか。
私は良かったと思います。
休学していなかったら卒業できていなかったでしょう。むしろ人生卒業していた可能性もあります。

 

● 今、辛くて辛くて仕方がないのに休学に踏み切れない人へ。

すっぱり休んでしまった方が意外と早く回復と復帰ができる可能性があります。おそらく真面目な人ほど、「そんなこと言われても休めない!」と思うと思います。こればかりは、自分が納得して実感を得ないとなかなか難しいことです。
精神疾患は人それぞれなので、全ての人に必ずあてはまるわけではありませんが、思い切って休んでみると「ああ、自分はこんなに無茶をしていたんだな」とわかるきっかけになるかもしれません。

● なにか事情があって休学できない人へ。

とにかく、周囲を頼ってください。家族に頼れないなら友人に、友人に頼れないなら大学に。
とにかく少しでも手を伸ばしてほしい。伸ばしていないと掴めない手もあるのです。

 

これからどうするの?

 

この先考えているのは、なにより

就職

です。大学院に戻るかどうかは、決めていません。

世の中の就職は「新卒じゃないとお先真っ暗!」という風潮があります。実際新卒を優先して取る企業が多いことは事実でしょう。
ならば、休学した上に既卒になった私はもう先がないのか?

そんなことはない!……と断言はできません。
私自身も不安です。
そういった不安も正直に実況して、似たような境遇の人への何かしらの助けになればいいと思います。
「こうしたらいいのか」「これはやめたほうがいいな」「あるある」「ねーよ」等参考になれば幸いです。

休学をしたほかのライターの方々も、「休学自体は就活の足を引っ張らない。休学が自分に与える影響が大事!そしてその内容を人にいかにうまく伝えるかが大事!」と書かれています。
まずは履歴書やエントリーシート、面接で「休学をうまくアピールする」ことを考えて行きます。それが私にできる、休学のフラット化の一つです。

 

不安であると書きましたが、今不思議と穏やかな気持ちであります。
どこかで「なんとかなるさ」と思っているのです。これは休学で得ることができた気持ちです。
それは無責任なのでしょうか?楽観なのでしょうか?決してそうではないと思います。
一番つらかったときを忘れてしまって、ただ無暗にポジティブになっているわけでもないのです。

私が今、言えるのは、「精神疾患で休学しても、卒業できる。」ということです。
特別なことではないでしょう。ですが下手すれば退学および人生から脱落していた可能性のある中で、卒業できたことは私にとってごく小さなものですが自信となりました。

ここを読んている一人一人がどのような状況下にいるのかはわかりませんし、ともすれば無責任な発言に聞こえるでしょう。私より重篤で深刻な状況下にいる人からしたら、楽天的にもほどがあると思うかもしれません。生きているのがつらいと、生きていればなんとかなるとは考えられなくなるということは重々承知しております。私は非常に恵まれていました。周囲の人に、環境に。

でも、思考停止であろうと「死ぬな」と言います。

本当に「なんとかならない」「取り返しがつかない」事は、死ぬことだけです。どん底を経験して、本当にそう思います。
休学する、しないにかかわらず、あなたが楽しく楽に生きられる道を進んでほしいと思います。

 

だからこそ、言います。

「なんとかなるよ。」

休活ブログ第二稿1

 

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ケイコー

ケイコー

◆匿名ライター◆西日本の国立大学 / 4回生 (3回を2年間休学)◆3年後期にうつ病と全般性不安障害を発症◆【休学×うつ病】◆休学のフラット化をしたい!◆
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